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米雇用関連統計悪化とドル高進行で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年6月6日 第1546号

◆昨日のベースメタル市場


「米雇用関連統計悪化とドル高進行で下落」」

米ISM非製造業指数改善を受けたドル高の進行。
市場参加者のリスク回避姿勢が強いうえ、米経済統計が改善したことは足元のドル指数を押し上げ、ドル建て資産価格の下落要因に。

米経済統計は強弱まちまち。
景気の遅行指標である雇用関連統計のうち、ADP統計が大幅に減速したことは景気循環銘柄の売り材料となったが、のちに発表されたISM非製造業指数は予想外の改善となり、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米中交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「雇用統計発表を控え強弱材料混在でもみ合い

米ISM非製造業指数改善を受けたドル高進行。
市場参加者のリスク回避姿勢が強いうえ、米経済統計が改善したことは足元のドル指数を押し上げ、ドル建て資産価格の下落要因に。

米中通商戦争拡大の懸念。
米国と中国の通商戦争はレアアースの禁輸が視野に入るなど、長期化の様相を呈してきているが、これに加えて一旦和解したはずのメキシコに対しても制裁強化が決定され、景気への懸念が強まっていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米国の利下げ期待を織り込んだリスクテイクの動き。
市場は米国の利下げ(すでに年2回)を織り込み始めており、それを材料に株価が上昇、リスクテイク意欲が回復していることは、ここまでの下落もあって買戻し圧力を強め、非鉄金属価格の上昇要因。


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