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米石油在庫増加と米統計を受けて下落後上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年6月6日 第1546号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米石油在庫増加と米統計を受けて下落後上昇」

米石油在庫は予想外の増加となる可能性。
米石油統計は原油在庫が▲1.6MBの減少が見込まれていたが、+6.8MBの大幅な在庫増加が確認されたことで需給緩和観測が広がったことは原油価格の下落要因に。

米経済統計は強弱まちまち。
景気の遅行指標である雇用関連統計のうち、ADP統計が大幅に減速したことは景気循環銘柄の売り材料となったが、のちに発表されたISM非製造業指数は予想外の改善となり、景気循環銘柄価格の上昇要因となった。

OPECでの減産強化観測。
今回のOPEC総会では減産の緩和が見込まれていたが、景気が強く意識されて大幅な価格下落が起きる中ではむしろ減産(規模維持ないしは拡大)が意識される。その中でサウジファリハ資源相が減産を示唆していることは、原油価格の下支え要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「明日の雇用統計を控え、強弱材料混在の中もみ合い」

米国の利下げ期待を織り込んだリスクテイクの動き。
市場は米国の利下げ(すでに年2回)を織り込み始めており、それを材料に株価が上昇、リスクテイク意欲が回復していることは、ここまでの下落もあって買戻し圧力を強め、原油価格の上昇要因に。

米ISM非製造業指数改善を受けたドル高進行。
米石油統計は原油在庫が▲1.6MBの減少が見込まれていたが、+6.8MBの大幅な在庫増加が確認されたことで需給緩和観測が広がったことは原油価格の下落要因に。

OPEC総会で減産強化が議論される可能性。
今のところ米国の要請や、基本的に増産を行いたいロシアの意向を受けて今回のOPEC総会では「減産幅の順守」による実質増産が行われるとみているが、足元の価格下落を受けて現在の減産幅を維持する方針に舵が切られる可能性もあり価格の下支え要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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