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米金融緩和観測を受けた買戻しで高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年6月5日 第1545号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米金融緩和観測を受けた買戻しで高安まちまち」

パウエル発言を受けた利下げ期待。
パウエル議長の講演では新味はないとみられたが、利下げを否定する発言が出なかったためむしろ肯定的にとらえられ、広くインフレ資産価格の上昇要因となった。

米国の通商交渉は難航。
米国と中国の通商戦争はレアアースの禁輸が視野に入るなど、長期化の様相を呈してきているが、これに加えて一旦和解したはずのメキシコに対しても制裁強化が決定され、景気への懸念が強まっていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米中交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米金融緩和期待で買戻しも上値重い」

米米国の利下げ期待を織り込んだリスクテイクの動き。
市場は米国の利下げ(すでに年2回)を織り込み始めており、それを材料に株価が上昇、リスクテイク意欲が回復していることは、ここまでの下落もあって買戻し圧力を強め、原油価格の上昇要因に。

米中通商戦争拡大の懸念。
米国と中国の通商戦争はレアアースの禁輸が視野に入るなど、長期化の様相を呈してきているが、これに加えて一旦和解したはずのメキシコに対しても制裁強化が決定され、景気への懸念が強まっていることは、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米ISM非製造業指数は高い水準を維持か。
本日発表のISM非製造業指数も55.4(前月55.5)と高い水準を維持する見込みであるものの、米中の通商交渉の激化を受けて徐々に企業マインドも悪化してきており、ISM製造業指数の悪化も考えると減速の可能性が高く、景気循環銘柄価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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