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ドルの断続的な上昇を受け週末を控えて軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル・週末版)

2019年4月8日 第1512号 週末版

◆昨日のベースメタル市場総括


「ドルの断続的な上昇を受け週末を控えて軟調」

ドル指数の断続的な上昇。
英メイ首相がEUに対して6月末までの離脱を要請、これに対してEUは1年の延長を求める見込みであり、欧州不安が高まったこと、米雇用統計が市場予想を上回る改善となったことはドル高を進行させ、ドル建て資産価格の下落要因に。

英国のEU離脱を巡る混乱を受けたリスク回避。
メイ首相はEUに対して6月30日までのEU離脱期限を要請、これに対してEUトゥスク大統領は1年以上の離脱延長を主張、10日のEU首脳会議が混乱するとの見方が強まっていることは、ユーロ安・ドル高を通じてドル建てリスク資産価格の下落要因に。

米雇用統計は低インフレ下での雇用拡大を示す内容。
米雇用者数は前月比+19.6万人(市場予想+17.7万人、前月+3.3万人)と市場予想を上回る改善となり、時間当たり平均賃金も前年比+3.2%(前月+3.4%)とほとんどインフレの兆候が見られない内容で、健全な需要増加が期待されたことは景気循環系商品価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米中統計の若干の落ち着きと貿易交渉進捗期待で堅調」

米中経済統計に若干の落ち着き。
米国の経済統計に弱さがみられていたが、月初のISM製造業指数の改善や、週末の雇用統計の雇用者数改善など、まだ良好な状態が続いていることが確認されており、中国の経済統計にも政策的な効果で強さがみられることは、需要面で景気循環銘柄価格の上昇要因に。

米中貿易交渉進捗期待。
毎回閣僚級会合が開催されるたびに「合意間近」と伝えられ、アルゴリズムトレードなどの影響もあって市場は素直に買い材料として反応しやすい。足元の報道も前向きなものが多く、リスク資産価格の上昇要因に。

英国のEU離脱を巡る混乱を受けたリスク回避。
メイ首相はEUに対して6月30日までのEU離脱期限を要請、これに対してEUトゥスク大統領は1年以上の離脱延長を主張、10日のEU首脳会議が混乱するとの見方が強まっていることは、ユーロ安・ドル高を通じてドル建てリスク資産価格の下落要因に。


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