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景気見通し下方修正や保護主義政策への懸念から軟調」
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年4月11日 第1515号

◆昨日のベースメタル市場総括


「景気見通し下方修正や保護主義政策への懸念から軟調」

IMF経済見通し下方修正を受けた景気への懸念。
IMFは米国の保護主義政策や中国との貿易摩擦の影響で世界経済見通しを前回調査比▲0.2%の3.3%とし、さらに保護主義の拡大や英国のEU離脱問題などのリスクは下向きであり原油を始めとする景気循環銘柄価格の下落要因に。

米国の保護主義政策推進への懸念。
トランプ大統領はこれまでのEUと米国の貿易取引に関して、「EUは米国を貿易面で長年出し抜いてきた」と主張、EUに対する報復関税(110億ドル)を示唆したことは貿易戦争再燃懸念を強め、景気循環銘柄価格の下落要因に。

ドル指数は総じて軟調。
米国時時間に発表された、米消費者物価指数(コア)が前年比+2.0%(市場予想+2.1%、前月+2.1%)と減速したほか、FOMC議事録がハト派的な内容だったことはドル安を進行させ、ドル建て資産価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「ドル安、LME在庫減少継続、英国のEU離脱を巡りもみ合い」

FRBのハト派的なスタンスを受けた再びのドル安。
昨日の米消費者物価指数は市場予想を下回る伸びとなり、FOMC議事録も年内の利上げを否定するハト派的な内容であり、ドル安圧力がかかりやすいことはドル建て資産価格の上昇要因に。

EUは離脱期限の延長で合意したが英国の態度は不透明。
英国が現実的な解を見つけ出せない中、EUは10月末までの期限延長で合意。しかし短期の期限延長を強硬に主張している英国がこれに同意するかどうかは微妙であり、ハードブレグジットの可能性が残る中、リスク回避的な動きが強まることは、リスク資産価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続。
LME指定倉庫在庫の減少は継続しており、統計上、LME非鉄金属の需給がタイト化していると見られていることは、非鉄金属価格の上昇要因に(ただし、LMEの指定倉庫在庫ルール変更によるものである可能性もある)。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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