CONTENTSコンテンツ

ドル高進行と実質金利の上昇で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年4月12日 第1516号

◆昨日のベースメタル市場総括


「ドル高進行と実質金利の上昇で下落」

米長期金利上昇を受けたドル高の進行。
米生産者物価指数の伸びが前月比+0.6%(市場予想+0.3%、前月+0.1%)と市場予想を上回り、長期金利も上昇したことでドル高が進行、ドル建て資産価格の下落要因となった。

米長期期金利上昇・原油価格下落を受けた実質金利の上昇。
米長期金利は生産者物価指数が市場予想を上回る伸びとなったことで上昇、原油価格もIEAの需要下振れリスク指摘などを材料に下落したことで実質金利が上昇、インフレ資産価格の下落要因となった。

LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続。
LME指定倉庫在庫の減少は継続しており、統計上、LME非鉄金属の需給がタイト化していると見られていることは、非鉄金属価格の上昇要因に(ただし、LMEの指定倉庫在庫ルール変更によるものである可能性もあるため影響は限定)。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

中国の貿易収支は改善の見込み。
中国の貿易収支は輸出が前年比+6.5%(前月▲20.8%)、輸入が+0.2%(▲5.2%)と改善見込みであり、交易量の伸び加速は景気循環銘柄価格の上昇要因に。

英国のEU離脱期限延長による問題の先送り。
本日が期限だった英国のEU離脱は何も決まらないまま今年10月末まで延長が決定、単なる問題の先送りではあるが、「目先の」リスクが低下したことはリスク資産価格の上昇要因に。

LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続。
LME指定倉庫在庫の減少は継続しており、統計上、LME非鉄金属の需給がタイト化していると見られていることは、非鉄金属価格の上昇要因に(ただし、LMEの指定倉庫在庫ルール変更によるものである可能性もあるため影響は限定)。


昨日発表のニュース一覧(総合・メタル)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/LME在庫/上海在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について