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産油国の供給不安と中国統計改善、ドル安で堅調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年4月15日 第1517号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「産油国の供給不安と中国統計改善、ドル安で堅調」

産油国の情勢不安を受けた供給懸念。
OPECプラスの減産が継続、イラン・ベネズエラに対する米国の制裁、リビアの内戦激化による供給減少懸念、スーダンのクーデターといったリスクが顕在化し始めており、イスラエルネタニヤフ首相再選による域内の武力衝突懸念も供給懸念を通じて原油価格の上昇要因に。

中国の輸出は市場予想を大幅に上回る改善。
中国の貿易収支は輸出が前年比+14.2%(市場予想+6.5%、前月▲20.8%)と市場予想をおおはばに上回る改善となり、世界景気への先行き懸念が後退したことは景気循環系商品価格の上昇要因に(ただし輸入は▲7.6%、+0.2%、▲5.2%と減速したため、影響は限定)。

株価上昇に伴うリスクテイク再開を受けたドル安進行。
JPモルガンなどの決算が良好だったことや、英国のEU離脱が「とりあえず先送り」されたことで市場参加者のリスクテイク意欲が回復、ドル安が進行したことはドル建て資産価格の上昇要因に。。

◆今日のエネルギー市場見通し


「供給懸念と米統計改善とリスクテイク再開で堅調」

産油国の情勢不安を受けた供給懸念。
OPECプラスの減産が継続、イラン・ベネズエラに対する米国の制裁、リビアの内戦激化による供給減少懸念、スーダンのクーデターといったリスクが顕在化し始めており、イスラエルネタニヤフ首相再選による域内の武力衝突懸念も供給懸念を通じて原油価格の上昇要因に。

ニューヨーク連銀製造業景気指数は改善。
米ISM製造業景気指数とGDPの先行指標の1つであるニューヨーク連銀指数は8.0(前月3.7)と改善見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

短期的な市場参加者のリスクテイク回復。
米中経済統計に改善が見られ、英国のEU離脱がとりあえず先送りされ(何も解決していないが)、米企業決算に良好なものも見受けられるなど、市場参加者のリスクテイク意欲が回復していることはリスク資産価格の上昇要因に。


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