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欧米主要市場は休場で堅調地合いの中、小動き
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年4月22日 第1520号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「欧米主要市場は休場で堅調地合いの中、小動き」

米個人消費関連統計の改善。
前月減速していた米小売売上高は前月比+1.2%(前月改定▲0.2%)と改善したことで米国の景気先行きへの懸念が後退、アジア時間での原油価格上昇要因となった。

株価の上昇を受けた市場のリスク選好の回復。
前日の欧米株式市場は比較的良好な企業決算を受けて上昇、市場参加者のリスク選好の回復はリスク資産価格の上昇要因に。

OPECプラスの結束は揺らぐも減産は足元継続。
ロシアは7月以降の減産継続に否定的な見方を示しているものの、現時点では協調減産は継続しており、さらにベネズエラやイラン、リビアからの供給懸念が高まっていることは、原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「景気への楽観と供給懸念で上昇も米統計減速が重石」

株価動向を受けたリスク選好の回復。
米企業の比較的良好な決算を受けて株価は堅調に推移しており、市場参加者のリスクテイク意欲が回復していることはリスク資産価格の上昇要因に。

米住宅関連指標は再び減速。
週末発表された米新築住宅販売は前月比▲0.3%の113.9万戸(前月▲12.0%の114.万戸)、住宅建設許可件数は▲1.7%の126.9万戸(▲2.0%の129.1万戸)と減速しており、景気循環銘柄価格の下落要因に。

OPECプラスの結束は揺らぐも減産は足元継続。
ロシアは7月以降の減産継続に否定的な見方を示しているものの、現時点では協調減産は継続しており、さらにベネズエラやイラン、リビアからの供給懸念が高まっていることは、原油価格の上昇要因に。


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