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イランに対する制裁強化方針を受けて大幅上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年4月23日 第1521号

◆昨日のエネルギー市場総括


「イランに対する制裁強化方針を受けて大幅上昇」

米国イランに対する禁輸適用除外終了。
米国は5月1日からイラン産原油の全面禁輸措置発動を宣言、イランはこれに対してホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど、供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

資源国通貨高を受けたドル指数の下落。
原油価格が上昇する中、資源国通貨が物色される中ドル指数が下落、ドル建て資産価格の下落要因に。

資源国通貨高を受けたドル指数の下落。
米中古住宅販売仮契約件数は前月比▲4.9%の521万戸(市場予想▲3.8%の530万戸、前月+11.2%の548万戸)と減速、米国の景気先行きへの懸念が強まったことは景気循環系商品価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「イランを巡る供給懸念で上昇も、米統計減速が重石」

イランを巡る原油供給途絶懸念。
米国はイスラエル寄りの政策を強め、イランに対する制裁を5月1日から開始することを表明、イランはこれに対してホルムズ海峡の封鎖を示唆しており、供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

米新築住宅販売は減速の見込み。
米国は5月1日からイラン産原油の全面禁輸措置発動を宣言、イランはこれに対してホルムズ海峡の
封鎖を示唆するなど、供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

株価動向を受けたリスク選好の回復。
米企業の比較的良好な決算を受けて株価は堅調に推移しており、市場参加者のリスクテイク意欲が
回復していることはリスク資産価格の上昇要因に。。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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