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ドル高進行と米原油在庫増加、供給懸念で高安まちまち
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年4月25日 第1523号

◆昨日のエネルギー市場総括


「ドル高進行と米原油在庫増加、供給懸念で高安まちまち」

弱めの欧州統計を受けたドル指数の上昇。
独IFO景況感指数は市場予想を下回る弱い内容だったことや、株価の調整を受けてリスクテイク意欲が後退、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

米石油統計は予想を上回る在庫増加。
米石油統計は原油在庫は+5.5MB(市場予想+0.8MB)とある意味予想通り市場予想を上回る在庫増加となり、クッシング在庫も増加したことは原油価格の下落要因に。

米国のイランに対する制裁再開による供給懸念。
米国は5月1日からイラン産原油の全面禁輸措置発動を宣言、イランはこれに対してホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど、供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「新規手がかり材料乏しく高値圏でのもみ合い」

米コア資本財受注は小幅改善の見込み。
米国の製造業設備投資の先行指標であるコア資本財受注は前月比+0.2%(前月▲0.1%)と小幅に改善の見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

企業決算を受けた株価動向。
独IFO景況感指数は市場予想を下回る弱い内容だったことや、株価の調整を受けてリスクテイク意欲が後退、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

米国のイランに対する制裁再開による供給懸念。
米国は5月1日からイラン産原油の全面禁輸措置発動を宣言、イランはこれに対してホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど、供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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