CONTENTSコンテンツ

米制裁強化と中国統計減速で大幅続落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2019年6月3日 第1543号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「米制裁強化と中国統計減速で大幅続落」

米政権メキシコに対する追加関税を決定。
米トランプ大統領は、移民問題に対応していないとしてメキシコに対して5%の関税引き上げを決定、毎月5%ずつ引き上げ25%にすると報じられたことは世界景気の減速懸念を強め、景気循環銘柄価格の下落要因に。

中国製造業PMIは市場予想を上回る減速。
米中通商戦争の影響で中国の景況感が悪化しており、製造業PMIは49.4(市場予想49.9、前月50.1)と市場予想を上回る減速となり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「売られすぎで一旦買戻しも通商戦争激化懸念で軟調」

米中通商戦争拡大の懸念。
米国と中国の通商戦争はレアアースの禁輸が視野に入るなど、長期化の様相を呈してきているが、これに加えて一旦和解したはずのメキシコに対しても制裁強化が決定され。

米ISM製造業指数は改善の見込み。
米国発の通商戦争が拡大しているが、今のところまだ米国企業の毎度は顕著に悪化しておらず、むしろ月曜日発表のISM製造業指数は53.0(前月52.8)と改善見込みであり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。

OPEC総会で減産強化が議論される可能性。
今のところ米国の要請や、基本的に増産を行いたいロシアの意向を受けて今回のOPEC総会では「減産幅の順守」による実質増産が行われるとみているが、足元の価格下落を受けて現在の減産幅を維持する方針に舵が切られる可能性もあり価格の下支え要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/マクロ材料のポイント(地域経済・為替・株式市場)/主要指標/価格見通し/パフォーマンス/BFOE月間船積み量/米リグ数/統計発表予定/CFTC投機筋ポジション/中国エネルギー統計/米天然ガス在庫/米原油石油製品在庫/ビジネスへのヒントなど、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について