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米統計減速とドル高進行で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年5月31日 第1542号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米統計減速とドル高進行で下落」

米経済統計は減速。
価格に対する説明力が高い米GDPは、前期比年率+3.1%(市場予想+3.0%、速報+3.2%)と市場予想は上回ったものの、下方修正されたことは、景気循環銘柄価格の下落要因に(このほか米中古住宅販売仮契約件数も前月比▲1.5%(+0.5%、前月+3.8%と減速)。

リスク回避のドル高進行。
米長期金利は低下し、実質金利は低下したものの市場参加者のリスク回避姿勢が強まる中でドル高が進行していることは、ドル建て資産価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少は継続。
景気減速懸念が強まっているが、LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続しており、非鉄金属価格の下支え要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「欧米統計の減速とリスク回避のドル高で下値余地探る」

中国製造業PMIは減速の見込み。
米中通商戦争の影響で中国の景況感が悪化しており、本日発表の製造業PMIは49.9(前月50.1)と減速見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に。

米個人消費関連統計は減速の公算。
米国の個人支出は前月比+0.2%(前月+0.9%)と減速見込みであり、米中通商戦争のみならず、循環的な景気の減速感が強まることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

米中関係の悪化を受けたリスク回避の動き。
米中通商交渉がとん挫し、米国が中国企業に個別に制裁を加える方針を示しており、中国もこうした米国の制裁に対して一歩も引かない構えを見せていることは両国の景気減速懸念を強め、景気循環銘柄価格の下落要因に。


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