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米石油統計と米統計減速、ドル高で大幅下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年5月31日 第1542号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米石油統計と米統計減速、ドル高で大幅下落」

米石油統計は予想ほどの原油在庫減少とはならず。
米石油統計は原油在庫が▲0.3MBと市場予想の▲1.0MBを下回る減少に留まったほか、5月以降とみられていた米国の生産増も確認されており、需給緩和観測が強まったことは原油価格の下落要因となった。

米経済統計は減速。
価格に対する説明力が高い米GDPは、前期比年率+3.1%(市場予想+3.0%、速報+3.2%)と市場予想は上回ったものの、下方修正されたことは、景気循環銘柄価格の下落要因に(このほか米中古住宅販売仮契約件数も前月比▲1.5%(+0.5%、前月+3.8%と減速)。

リスク回避のドル高進行。
米長期金利は低下し、実質金利は低下したものの市場参加者のリスク回避姿勢が強まる中でドル高が進行していることは、ドル建て資産価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「買戻しで上昇も中国統計減速から上値重い」

売られすぎからの買戻し。
弱気の米石油統計や米経済統計を受けて大幅に売り込まれ、チャート上のテクニカルポイントを下抜けしたことから、テクニカルに買戻し圧力が強まっていることは、原油価格の上昇要因に。

中国製造業PMIは減速の見込み。
米石油統計は原油在庫が▲0.3MBと市場予想の▲1.0MBを下回る減少に留まったほか、5月以降とみられていた米国の生産増も確認されており、需給緩和観測が強まったことは原油価格の下落要因となった。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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