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米中対立激化とドル高進行で軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年5月30日 第1541号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米中対立激化とドル高進行で軟調」

中国は通商交渉にレアアースを用いる可能性。
中国政府が最終カードの1つであるレアアースの対米禁輸措置に踏み切る可能性が指摘され始めており、政府も真剣に検討していると伝えられたことは、米中の景気減速懸念を強め景気循環銘柄価格の下落要因となった。

市場参加者のリスク回避姿勢の強まりを受けたドル高進行。
EUはイタリアに対して財政規律違反に対する説明を求め、再びイタリアの財政問題が意識されていること、米中対立の激化、中東情勢不安を材料にリスク回避のドル高が進行していることは、ドル建て資産価格の下落要因に。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「米統計下方修正と米中対立で下値余地探る」

米GDPは下方修正の見込み。
過去の指標ではあるが価格に対する説明力が高い米GDPは、前期比年率+3.0%(速報比▲0.2%)と下方修正見込みであり、景気循環銘柄価格の下落要因に(このほか米中古住宅販売仮契約件数も前月比+0.5%、前月+3.8%と減速見込み)。

米中関係の悪化を受けたリスク回避の動き。
中国政府が最終カードの1つであるレアアースの対米禁輸措置に踏み切る可能性が指摘され始めており、政府も真剣に検討していると伝えられたことは、米中の景気減速懸念を強め景気循環銘柄価格の下落要因となった。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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