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LME市場休場で動意薄い
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年5月28日 第1539号

◆昨日のベースメタル市場総括


「LME市場休場で動意薄い」

株価上昇を受けた買戻し。
欧米市場が休場だったが、オープンしていた上海では、株に買戻しが入る中で市場参加者のリスク許容度が改善、買戻しが優勢となった。

リスク回避のドル高進行。
欧州議会選挙で中道勢力が議席を落としたことは、リスク回避のドル高を進行させ、ドル建て資産価格の下落要因に。

投機筋の買戻しの可能性。
米中貿易戦争を受けた景気の先行き懸念から、投機筋の非鉄金属のポジションは概ねネット売り越しとなっており、米中交渉やLME在庫減少などをきっかけに買戻しが入りやすい地合いにあることは、非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

米中関係の悪化を受けたリスク回避の動き。
米中通商交渉がとん挫し、米国が中国企業に個別に制裁を加える方針を示しており、中国もこうした米国の制裁に対して一歩も引かない構えを見せていることは両国の景気減速懸念を強め、景気循環銘柄価格の下落要因に。

欧州議会選の結果を受けたドル高の進行。
欧州議会選は懸念されたほど極右政党や反EU勢力が議席を伸ばしたわけではないものの、より急進的なリベラル派が台頭、EU情勢が不安定化するとの見方が強まっていることは、リスク回避のドル高を進行させ、ドル建て資産価格の下落要因に。

LME指定倉庫在庫の減少は継続。
景気減速懸念が強まっているが、LME指定倉庫在庫の減少傾向は持続しており、非鉄金属価格の下支え要因に。


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