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米中対立の緊張緩和期待と供給懸念で上昇
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年5月15日 第1531号

◆昨日のエネルギー市場総括


「米中対立の緊張緩和期待と供給懸念で上昇」

米トランプ発言を受けた緊張の緩和。
米トランプ大統領は、「G20で習近平国家主席と会う。素晴らしい対談になるだろう。中国とは適切なタイミングで取引を行う」と発言したことで、米国側に交渉妥結の意思があるとみられたことは緊張を緩和し、リスク資産価格の上昇要因に。

サウジアラビアのパイプライン攻撃を受ける。
イエメンからサウジアラビアに対してドローンでの攻撃がおこなわれ、パイプラインに障害。同地域の武力的な衝突懸念が強まる中、供給懸念が高まっていることは現原油価格の上昇要因に。

OPEC月報は需要増加見通しでタイト化。
OPEC月報での需給見通しは需要見通しが下方修正され、一方で非OPEC生産見通しが据え置かれたことからCall on OPECが増加、原油価格の上昇要因となった。

◆今日のエネルギー市場見通し


「在庫増加見通しや供給懸念、米中懸念後退でもみ合い」

米石油統計は原油在庫増加見通し。
米石油統計では原油在庫が+29KBと増加見通しであるが、朝方発表のAPI統計では+8.63MBの増加が確認されており、市場予想を上回る在庫増加になる可能性があることは価格の下落要因に。

米中貿易戦争の緊張緩和。
米トランプ大統領は、「G20で習近平国家主席と会う。素晴らしい対談になるだろう。中国とは適切なタイミングで取引を行う」と発言したことで、米国側に交渉妥結の意思があるとみられたことは緊張を緩和し、リスク資産価格の上昇要因に。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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