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供給懸念はあるも米中対立激化を受けて下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2019年5月14日 第1530号

◆昨日のエネルギー市場総括


「供給懸念はあるも米中対立激化を受けて下落」

米中の報復合戦を受けた景気への懸念。
米国は中国のすべての製品に対する関税引き上げ方針を表明、これに対して中国も報復関税の発動を決定、両国の景気が減速するとの見方が強まっていることはリスク回避で景気循環銘柄価格の下落要因に。

サウジアラビア船攻撃を受ける。
ペルシャ湾を航行していたサウジアラビア船が攻撃を受けたとの報道を受け、中東を巡る地政学的リスクが高まっていると判断されたことは、供給懸念を強め、原油価格の下落要因に。

ドル高の進行。
米長期金利は低下したものの、米中の対立激化やペルシャ湾でサウジアラビア船が攻撃を受けるなどの地政学的リスクへの懸念からリスク回避のドル高が進行しやすくなっており、ドル建て資産価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「米中対立激化とドル高で軟調も供給懸念が支え」

米中の対立激化を受けた世界景気への懸念。
貿易面では妥協するだろうという市場の希望的観測とは裏腹に、IMFなどが最悪のリスクシナリオとして挙げていた米中の対立激化がメインシナリオとなりつつあり、景気への懸念が強まっていることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

リスク回避のドル高進行。
米国は中国のすべての製品に対する関税引き上げ方針を表明、これに対して中国も報復関税の発動を決定、両国の景気が減速するとの見方が強まっていることはリスク回避で景気循環銘柄価格の下落要因に。

米・イランの対立による中東原油供給懸念。
米国はイラン産原油の全面禁輸措置発動を開始、空母エイブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃軍を派遣、イランは2015年の核合意の一部を破棄し、核開発を再開するなど対立が強まっており供給懸念が強まっていることは原油価格の上昇要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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