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米中対立激化とドル高進行で軟調
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2019年5月14日 第1530号

◆昨日のベースメタル市場総括


「米中対立激化とドル高進行で軟調」

米中の報復合戦を受けた景気への懸念。
米国は中国のすべての製品に対する関税引き上げ方針を表明、これに対して中国も報復関税の発動を決定、両国の景気が減速するとの見方が強まっていることはリスク回避で景気循環銘柄価格の下落要因に。

ドル高の進行。
米長期金利は低下したものの、米中の対立激化やペルシャ湾でサウジアラビア船が攻撃を受けるなどの地政学的リスクへの懸念からリスク回避のドル高が進行しやすくなっており、ドル建て資産価格の下落要因に。。

環境規制などに伴う供給減少懸念。
ヴァーレは稼働再開が認可されたブルクツ鉱山が再び稼働停止となり、非鉄金属鉱山への波及も再度懸念され、インドネシアやインドの生産も低下していることは供給不安を通じて非鉄金属価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「米中貿易戦争とドル高進行で下値余地探る」

米中の対立激化を受けた世界景気への懸念。
貿易面では妥協するだろうという市場の希望的観測とは裏腹に、IMFなどが最悪のリスクシナリオとして挙げていた米中の対立激化がメインシナリオとなりつつあり、景気への懸念が強まっていることは景気循環銘柄価格の下落要因に。

リスク回避のドル高進行。
市場参加者のリスク回避姿勢が強まっており、リスクオフ時に買い戻されるドルの上昇圧力が強まると予想されることは、ドル建て資産価格の下落要因に。

独ZEW景況感指数は若干の改善。
独日銀短観に相当するIFO景況感指数の先行指標であるZEW景況感指数は、現状指数が6.3(前月5.5)、期待指数が5.0(3.1)と改善が見込まれていることは、景気循環銘柄価格の上昇要因に。


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