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強気の米統計を受けたドル高で調整売り
  • MRA商品市場レポート

2023年7月17日 第2500号(簡易版)商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「強気の米統計を受けたドル高で調整売り」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場はドル指数の上昇を受け、週末を控えたポジション調整の売りに押されて下落する商品が目立った。

昨日発表のミシガン大学消費者マインド指数は市場予想を大きく上回る改善となり、期待インフレ率も1年が3.4%(市場予想 3.1%、前月 3.3%)と大幅に上昇しており、「もう利上げは終わり」との見方が後退、ドル高進行を運我が下。

ただし、同時に発表された輸入物価指数や輸出物価指数は減速、特に輸入物価指数の低下は国内のインフレ抑制に寄与するとみられ、ドル高進行圧力を緩和する形となった。

昨日上昇した商品は発電燃料。これまで調整圧力が強まっていたが、欧州の気温上昇を受けた発電燃料向け需要が増加したことが影響している。

その他、OPECプラスの減産とリビアの不慮の大規模な供給停止、利上げ打ち止め観測で上昇していた原油は、ドル高進行を材料に水準を切下げた。

ただし、原油は200日移動平均線の重要なレジスタンスラインを迎えており、これをさらに上抜けするかどうかは、今後、景気後退の中で恐らく年末に向けて価格が下落した場合の、「下落時の下値がどこになるか」を決定するため、重要である。

足下はドル指数動向を受けたテクニカル要素が影響しているため、引き続きインフレ関連統計や当局関係者の発言は重要になるが、ブラックアウト期間に入っているためなおさら神経質な動きになりやすい。


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