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市場のシナリオ修正とリスクバイアスの中立化
  • MRA外国為替レポート

2023年2月20日号

◆先週の市場総括


先週は火曜日に次期日銀総裁候補として植田氏、ほか副総裁候補とともに正式に国会に提示された。ただ既に前週末金曜日の内容と同様で大きなインパクトはなし。

現行の金融政策の修正は中長期的に視野に入るが早急な変更はないとの見方が優勢。円金利動向に大きな変化はなく円高一服、むしろ目先の材料出尽くしで円安に振れた。

一方、米国では強い物価指標・景気指標や相次ぐFRB当局者のタカ派発言を受けて利上げ長期化、年内利下げなし、高金利継続、との見方が強まった。

米長期金利は上昇しドルを押し上げ。米10年債利回りは3.70%近辺で始まり週末にかけ3.86%台に上昇し引けは3.82%。2年債は4.52%から4.62%に上昇。

ドル円相場は週初131円台半ばで始まり早々に133円に迫った。週央には134円台に上昇し、週末には一時135円をつけた。週末にはポジション調整で反落し引けは134円20銭。

ユーロドル相場は1.0680で始まり1.07近辺で上下動し横ばい、引けは1.0690。ユーロ円相場は週初140円台前半で始まり引けは143円50銭とこちらも円安。

米国株は利上げ長期化観測で上値の重い展開。前週末とほぼ同水準で引けた。

月曜日の東京市場では日経平均は下落。前週末に報道された日銀の正副総裁人事案で現行の緩和政策が修正されるとの見方が強まったことによる警戒感で下落。下げ幅は一時▲400円超に達した。

ただその後はドル高円安も支えとなり買い戻しが入って下げ幅を縮め、引けは▲243円安の27,427円。ドル円相場は131円40銭で始まり堅調。午後には132円30銭まで上昇した。

その後も底固く欧州市場では132円80銭まで上昇して40銭~80銭で上下動。ユーロ円相場も140円20銭で始まり夕刻には141円20銭近辺、さらに欧州市場にかけて上昇して141円80銭に達し50銭~80銭で上下した。

ユーロドル相場は1.0680で始まり動意薄。やや下げて60~70でもみ合いのあと1.0690へ小幅反発。

次期日銀総裁が植田氏でほぼ確定したこと、現行の緩和政策は適切、との発言で円売り安心感が生じた。

米国市場ではNY連銀調査で3年先期待インフレ率が前月の2.99%から2.71%に低下。1年が4.99%から4.95%に低下。1年後賃金上昇期待も4.58%から3.34%に低下。これを受けて米長期金利は低下。10年債は3.704%。2年債は4.522%。

ドルは下落。ドル円相場は132円30銭~40銭に下落。ユーロドル相場は1.0720近辺に上昇。ユーロ円相場は141円80銭~142円ちょうど。

米国株は上昇。インフレ鈍化期待、長期金利低下が支え。ハイテク中心に上昇、景気敏感も買われた。ナスダックは前週末比+173ドル高の11,891ドル。NYダウは+376ドル高の34,245ドル。

火曜日の東京市場では日経平均は反発。前日の米国株がハイテク中心に上昇したことで堅調。一時前日比+300円近く上昇した。その後は28,000円手前で利益確定売りに上値を抑えられ、円安一服で輸出関連中心に上値が重くなった。引けは+175円高の27,602円。

ドル円相場は132円40銭で始まり軟調。午後には131円80銭に下落し欧州市場では132円ちょうど近辺で上下し米国時間朝方は132円30銭。

ユーロ円相場は142円ちょうどで始まり141円50銭近辺に下落したあとは下げ止まり60銭~80銭で上下。欧州市場では142円30銭へ反発上昇した。

ユーロドル相場は1.0720で始まり小動きもみ合い夕刻は1.0740。欧州市場から米国朝方にかけては1.0750~70で上下した。

この日の注目は米国の消費者物価指数(CPI、1月)。総合指数は前月比+0.5%と前月▲0.1%から予想通り上昇に転じた。

前年同月比は+6.4%と前月+6.5%からは鈍化したものの予想+6.2%ほどには弱まらず。コア指数も前月比が前月の+0.3%から+0.4%に上昇加速。前月比は+5.7%から+5.6%へ鈍化したがこちらも予想+5.5%よりも小幅な低下に留まった。

市場ではインフレ鈍化のペースが想定よりも鈍く、利上げ長期化、高金利維持長期化との見方が強まった。

加えてリッチモンド連銀総裁が、インフレが目標を上回る水準で持続したならさらなる措置を強いられる可能性がある、と発言。NY連銀総裁も、FRBの仕事は終わっていない、と述べた。

米長期金利は上昇。10年債利回りは一時3.79%に上昇して引けは3.745%。2年債は4.615%。ドルは発表直後に乱高下。ドル円相場は131円50銭に急落したあと133円10銭に急反発。その後も大きく上下しながらもドルは堅調。

133円30銭に上昇したあと引けは133円10銭近辺。ユーロドル相場は1.08ちょうどに迫ったあと1.07ちょうど近辺まで急落。

その後も大きく上下したが引けにかけてはややユーロ高ドル安にじり高となり1.0740。ユーロ円相場は141円70銭割れに下落したあと142円80銭手前に急反発。引けにかけては堅調、142円80銭~90銭でもみ合い取引を終えた。

米国株は長期金利上昇を嫌気もインフレ率の鈍化傾向が続いていることは好感。NYダウは前日比▲156ドル安の34,089ドル。

水曜日の東京市場では日経平均が小幅続落。米CPIが予想より強く、FRBによる金融引き締めが長期化するとの観測で売り優勢。27,500円近辺では上値が重かった。ただドル高円安で輸出関連には買いが入った。引けは前日比▲100円安の27,501円。

ドル円相場は133円10銭近辺で始まり午前中に132円60銭に下落したがその後は持ち直し。133円ちょうどから10銭でもみ合い、さらに夕刻にかけては一段高、20銭~40銭で上下した。

ユーロ円相場は142円90銭で始まり40銭に下落したあと反発。60銭~70銭でもみ合いの後、夕刻には143円20銭に一段高となった。

総じて円が軟調、ドルが堅調。ユーロドル相場は1.0740で始まり1.07ちょうど近辺に下落したあと夕刻は1.0730に反発。欧米市場ではドル高、円安が際立った。

発表された米国の経済指標が軒並み強い数字となった。小売売上高(1月)は前月比+3.0%と前月▲1.1%から大きく増加。除く自動車でも+2.3%。

NY連銀製造業景気指数(2月)は▲5.80と前月▲32.9から大きく改善し予想▲20を上回った。ただし鉱工業生産(1月)は前月比0.0%と前月▲0.7%から+0.6%への増加予想を下回った。

設備稼働率は前月78.8%から78.3%に低下。米長期金利はさらに上昇、ドルを押し上げた。

10年債は3.803%、2年債は4.683%に。

ドル円相場は134円30銭に上昇してもみ合ったのち引けは134円10銭。ユーロドル相場は1.0670に下落し1.0680近辺でもみ合ったあと1.0660へ下落。引けは1.0690。

ユーロ円相場は円安の勢いが勝り上昇。143円20銭~40銭で上下して引けは143円40銭。米国株は上昇。小売堅調もやや長い目で見る必要があるとの見方、長期金利上昇もあり上昇幅は抑えられた。

NYダウは前日比+38ドル高の34,128ドル、ナスダックは+110ドル高の12,070ドル。

木曜日の東京市場では日経平均は反発。およそ2か月ぶりの高値に上昇。TOPIXは2か月半ぶりに大台の2,000ポイントを回復した。

米国株が底固く推移し、ドル高円安で輸出関連株に買い。引けは前日比+194円高の27,696円。

ドル円相場は134円10銭で始まり午前中に133円80銭割れに下落。その後133円20銭、132円60銭台と高下し、夕刻から欧州市場にかけて134円ちょうどにじり高。

ユーロ円相場も同様の値動き。143円40銭で始まり143円ちょうど~40銭で上下。夕刻から欧州市場は143円20銭~40銭でもみ合い推移。

ユーロドル相場は1.0690で始まりその後は1.07近辺で小動きもみ合い。米国市場に入ると強い雇用・物価指標やFRB当局者発言を受けて利上げ早期休止観測が後退、米長期金利が上昇。

週次の失業保険新規申請件数は前週196千人からわずかながらも減少し194千人。

生産者物価指数(PPI、1月)は前月比+0.7%と前月▲0.5%から一転して大幅上昇。前年同月比は+6.0%と前月+6.2%から上昇鈍化したものの予想+5.5%より大幅に高い数字となった。

コア指数も前年同月比は前月+5.5%、予想+4.9%に対し+5.4%と上昇鈍化もわずかで予想を大きく上回った。

セントルイス連銀総裁は、前回会合で0.50%の利上げが支持し、次回3月会合でも0.50%の利上げを支持する可能性を排除しない、と述べた。クリーブランド連銀総裁も同様に、前回は0.50%の利上げが適切だった、と述べた。

米10年債利回りは3.863%に上昇。2年債は4.644%へ。

ドル円相場は133円60銭に下落していたが上下しながら134円を回復。さらに134円50銭に上昇。ただその後は133円70銭に反落し引けは134円ちょうど近辺。ユーロドル相場は1.07ちょうど近辺に上昇したあと引けは1.0670。

ユーロ円相場は一貫して下落し142円80銭台をつけたあと引けは143円ちょうど近辺。

米国株は米金利高止まり長期化観測、長期金利上昇を受けて高PER銘柄が売られ、景気敏感株も下押した。NYダウは前日比▲431ドルの大幅安で33,696ドル。ナスダックは▲214ドル安の11,855ドル。

その他の指標は、住宅着工件数(1月)は季節調整済み年率換算で1,309千戸と前月1,382千戸から減少。フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2月)は▲7.4への改善予想に反し▲24.3と前月▲8.9から大きく悪化した。

金曜日の東京市場では日経平均が反落。米国株安、アジア株安で軟調。米国の利上げ長期化懸念で高PER銘柄、グロース株中心に売りが入った。引けは▲183円安の27,513円。

ドル円相場は134円ちょうど近辺で始まり終始堅調。昼頃には134円70銭近辺、夕刻から欧州市場に入ると135円ちょうどまで上昇した。その後は134円70銭~135円10銭で上下。

ユーロ円相場は143円ちょうど近辺で始まり50銭に上昇。その後は20銭台に反落したが反発し夕刻は143円40銭~70銭で上下。その後143円ちょうど近辺に押し戻された。

ユーロドル相場は1.0670で始まり1.0630~1.0650で緩やかに上下。欧州市場序盤には1.0610台に下落した。米国市場では長期金利上昇一服。ドルは軟調。

利上げ長期化観測によりドルも堅調だったが、そうした流れが週末3連休前のポジション調整で一服した。米債には買い戻し、ドルには利食い売り。ドル円相場は135円10銭から134円10銭まで下落して引けは134円20銭近辺。

ユーロドル相場は1.0610台から1.0690~1.07ちょうど近辺に上昇した。

ドルインデックスは前日に104ポイントまで上昇していたが上昇一服。やや下落して103.88。

ユーロ円相場はユーロ高ドル安の勢いが勝り143円近辺から143円50銭にじり高となり引けた。

FRBボーマン理事は、2%のインフレ目標まで道のりは長く一段の進展が表れるまで利上げを続ける必要がある、と述べた。一方、リッチモンド連銀総裁は、柔軟性を保つため小幅利上げを支持、現時点で大幅利上げの必要はない、と述べた。

米国株は引き続き高金利長期化観測からハイテク株に売り先行。景気悪化懸念でディフェンシブ銘柄には買いが入った。NYダウは+129ドル高の33,826ドル。ナスダックは▲68ドル安の11,787ドル。

◆今週の3つの注目ポイント


月曜日の米国市場はプレジデントデーで休場

1 FOMC議事要旨

水曜日に1月31日・2月1日の2日間開催されたFOMCの議事要旨が公表される。この会合では12月に続きさらに利上げ幅を縮小。0.25%とした。

パウエル議長が会見で、ディスインフレの流れが始まった、とインフレ鈍化に楽観的な見方を示し、金利先安感が強まり長期金利が低下。ドルが下落した。

しかしその後の指標はとくに雇用・物価関連が強めで、当局者からタカ派発言が相次いで市場では利上げ長期化観測が急速に強まった。

当該会合でどのような議論がなされていたか。利上げペース鈍化についての反対意見や、利上げ長期化の条件などが垣間見えるか。あらためてタカ派姿勢を確認することとなるか。

2 米国の経済指標

このところ強めの数字が散見されるが、引き続き金利高止まり要因となるか。

火曜日 PMI景況感指数(2月、製造業、予想47.2、前月46.9サービス業、予想47.4、前月46.8)中古住宅販売(1月、季節調整済み年率換算、予想410万戸、前月402万戸)

木曜日 GDP(10-12月期改定値、速報、前期比年率+2.9%)シカゴ連銀全米活動指数(1月)米週間新規失業保険申請件数(予想200千件、前週194千件)

金曜日 個人所得・消費支出(1月、前月比、予想+1.0%・+1.3%、前月+0.2%・▲0.2%) 消費支出価格指数(前年同月比、予想+5.0%、前月+5.0%、コア、予想+4.3%、前月+4.4%) 新築住宅販売(11月、予想620千戸、前月616千戸) ミシガン大学消費者信頼感指数(2月確報)

3 植田次期日銀総裁ほか国会で所信聴取、CPI

政府から国会に提示された次期日銀総裁・副総裁人事にもとづき、植田氏および2名の副総裁候補に対して、金曜日に国会で所信聴取が行われる。

植田氏がどのような見解を示すか。現在の超金融緩和政策、足元での物価上昇、海外情勢の見方、などについての見方。イールドカーブコントロールやマイナス金利について、修正のスタンスが確認されるか。

そのうえで市場がどのように反応するか。同日には日本の消費者物価指数(CPI、1月)が発表される。前年同月比は予想+4.3%、前月+4.0%。除く生鮮食品は予想+4.2%、前月+4.0%、除く生鮮食品・エネルギーは予想+3.3%、前月+3.0%といずれも上昇が加速する予想。

ほか、欧州でも企業景況感指数の発表が相次ぐ。火曜日にドイツZEW景況感指数(2月)、PMI景況感指数(同)、水曜日にIFO景況感指数(同)、いずれも小幅改善が見込まれている。

◆今週のMRA's Eye


市場のシナリオ修正とリスクバイアスの中立化

先週発表された米国のCPI、PPIはいずれも前年同月比の上昇率は鈍化したものの、低下幅が市場予想に届かず。低下幅がわずかとなり、また前月比が高い伸びを示した。

これにより市場のインフレ鈍化期待が後退。小売売上高が強い伸びを示し、週次の失業保険申請件数が少なめだったことで、景気の底固さもイメージされた。

またFRB当局者からはタカ派発言が相次いだ。前回のFOMC会合では0.25%の利上げが実施され12月会合での0.50% から利上げ幅が縮小されたが、同会合で0.50%の利上げを実施すべきだったとの意見が表明された。

これらにより市場は政策金利見通しを変更。次回3月のFOMC会合、さらに5月会合、いずれも利上げ実施。場合によっては6月会合でも実施する可能性をやや織り込んだ。

合計2回、0.50%の利上げでFF金利誘導水準は5.00%~5.25%に達するとの見方が大勢となり、さらに上振れリスクも見始めた。加えて年内利下げ期待は潰え、利下げなしとの見方が大勢となった。

こうした政策金利見通しは12月のFOMC会合で示されたメンバーの政策金利予測と一致。市場がFRBの見方に擦り寄るとともに、さらにややタカ派の見方に同調する見方が増えた。

景況感も、景気失速懸念はほぼ解消。「ソフトランディング」との見方が大勢に。さらには「ノーランディング」、つまり景気は鈍化せず堅調なまま推移するとの見方も台頭してきた。

従来は景気悪化・インフレ鈍化のペースが速かったことから、FRBの見方・予測が修正され、市場の弱気な見方に擦り寄るリスクが大きいとみられた。

しかし逆に市場の見方がFRBのスタンスに擦り寄るかたちで一致。両者のギャップが修正されることにより様々な市場が動揺するリスクは大きく低下した。

ここからのリスクバイアスは上下両サイドに同様となったとみられる。今後は、実際の景気物価動向がどうなるか。次回3月21日・22日に開催されるFOMC会合、その時点での景気物価判断、公表されるメンバーの景気物価金利予測がどうなるかに注目。

それまでまだ1ヵ月ほど間があり、様々な経済指標が発表される。季節調整のブレが大きい12月~2月の数字を均してみてどうか。

ドル相場の帰趨を左右する10年債利回りは、市場のメインシナリオ修正に沿ってこのところ上昇している。年初は足元と同水準の3.8%台後半で始まり、1月中旬には早々に3.5%を割っていた。

しかし先週は再び3.85%を上回る水準に戻した。やや長い目でみれば、長期金利10年債利回りは、低下基調というよりも上昇一服、高水準で上下動。

ドル円相場は米金利先安感の後退、金利高止まり観測が主流となったことで、先週は一時135円に乗せる場面があった。

ドル安基調で130円割れからの修正で135円まで戻したが、これは横ばい圏での値動きへの修正とみてよいだろう。

景気鈍化・インフレ鈍化のペースは足元で緩慢だが、基調が景気加速・インフレ加速に転じたわけではない。ドル高円安基調に転じたというよりは、大きなドル安円高の流れのなかでスピード調整といったところ。

140円に上昇するというよりは、当面は130円~135円のレンジで推移すると想定される。週末の値動きをみても、特段の材料がないなか、米長期金利は低下、ドル円相場は下落。

市場のシナリオ修正、長期金利上昇、ドル高円安の流れのなかで、これに沿ったポジション、米長期金利上昇に賭けた債券売り、ドル高の流れに乗ったドル買い円売りが嵩んだ証左とみられる。ポジションだけからみれば、ややドル安円高方向へのリスクが増加したようにみえる。

今週は金曜日に植田次期日銀総裁候補への国会聴取が行われる。政治家とくに野党からは、おそらくアベノミクスのなかでの超金融緩和政策を修正するかどうかが問われるのだろう。

植田氏は政治的な要求からは距離を置き、景気物価動向や市場への影響、とくに債券市場の機能停止状態などを鑑み、理論的に純粋に政策判断を行うとみられる。

そのうえで現状についてどのように考えているか、正式に考え方を聞くことができる機会となる。

あらためて日銀の金融政策修正への思惑が強まるか、その結果、円高に振れるか、あるいはすでに織り込み済みで円高への反応は軽微か、逆に政策修正に消極的、ハト派姿勢と受け止められドル高円安の流れを加速するかたちとなるか。リスクバイアスは政策修正に強めとみるが、発言は注目される。


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