中国統計改善で上昇も米インフレ統計を受けた長期金利低下で下落
- MRA商品市場レポート
2022年10月3日 第2295号(簡易版)商品市況概況
◆昨日の商品市場(全体)の総括
「中国統計改善で上昇も米インフレ統計を受けた長期金利低下で下落」
【昨日の市場動向総括】
昨日の商品価格上昇後、下落する商品が目立った。中国製造業PMIの改善を受けて買い戻しが優勢となり、欧州時間の株高も手伝ってリスク資産が物色されたが、米国時間に発表された個人所得・支出、PCE指数が良好な内容となり、金融引締めペースの加速観測が再び強まったことが背景。
ただし、景気に先行性があり、ISM製造業指数の先行指標であるシカゴPMIは大幅に減速するなど、米統計は強弱まばらになりつつある。
ただし、FRBが注視しているPCEコアに明確な減速がみられない以上、引締め的な金融政策が当面継続される可能性は高い。
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