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買い戻し継続で総じて堅調
  • MRA商品市場レポート

2022年7月26日 第2246号(簡易版)商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「買い戻し継続で総じて堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品価格はその他農産品やソフトコモディティがドル高の進行を受けて下落したが、その他の商品は総じて堅調な推移となった。

欧米では猛暑やロシアによるガス供給削減が行われたことで再びガス価格が上昇、競合発電燃料である石炭価格も上昇した。

このコラムでも指摘していたが、結局の所ロシアの税収は石油関連からの方がポーションが大きく、この冬に突入する前に欧州が厳しい状況に陥り民意が「自分の生活を犠牲にしてもロシアを制裁する必要があるのか」という方向に傾くことを期待して、プーチン大統領は今後もこうした嫌がらせを続けると考えられる。

ただ、ポーションが小さいといっても重要な外貨獲得手段であり、歳入であるため最終的には供給すると考えられるがガス価格が及落するような規模での供給回復は余り期待できない。

非鉄金属や鉄鋼原料などの工業金属も上昇。中国政府による経済対策の効果が季節的にも8月頃から顕在化するとの期待から買い戻しが入った。

実際、LMEのCOTレポートを見ると投機筋のポジション調整は進んでおり、中国の需要回復が必要条件にはなるが、投機的な買い余地が拡大していることは事実。

本日はIMF経済見通しに注目しているが、下方修正は確実であるため価格の下押し要因となろう。


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