量的緩和縮小へ前進~市場の景気懸念は後退
- MRA外国為替レポート
2021年8月9日号
◆先週の市場総括
先週の米国株は高値圏で方向感定まらず上下。デルタ株感染拡大、景気減速懸念で上値が重い一方、個別企業の良好な決算が下支え。
そうしたなか、週末に発表された雇用統計が予想より強い数字となり景気懸念が後退。景気敏感株が上昇し、NYダウは高値引け。量的緩和縮小に向けて判断が前進するとの見方から、低迷していた米長期金利は週末にかけて大きく上昇した。
米10年債利回りは週初の1.1%台後半から週末は1.3%台へ。一方、日経平均は低迷が続いた。国内の感染急拡大が重石。良好な決算銘柄が支えとなったが業績先行き懸念が払しょくできなかった。前週から持ち直したものの27,000円台後半を中心にもみ合い。
ドルは週末にかけて上昇。ドル円相場は週初に景気減速懸念、米長期金利の低迷に押され108円台後半に下落。ただその後は強い経済指標、米長期金利の上昇につれて反発し110円台に乗せて引けた。ドルはユーロに対しても堅調。
ユーロドル相場は1.18台後半~1.19から下落し、週末の雇用統計、米長期金利上昇で下げ足を速め1.17台半ばで引けた。
月曜日の東京市場では日経平均は27,500円台で高寄り、その後も続伸、急伸して後場は27,800円台でもみ合い。大幅安の後で値ごろ感や短期的な反発狙いの買いが入った。良好な企業決算も好感。海外株が堅調に推移したことも支えとなった。引けは前週末比+497円高の27,781円。
ドル円相場は109円70銭近辺でもみ合い推移。ユーロ円相場は130円10銭~20銭でもみ合い。欧州時間に入るとやや上昇して130円40銭。ユーロドル相場は1.1860台から1.1870近辺でもみ合い、同様に1.1880~90に上昇。
発表された中国の財新製造業PMI(7月)は前月51.3から51.0への小幅低下予想を下回り50.3に低下した。欧州から米国市場にかけてはリスク回避が強まった。中国の経済指標が弱かったことに加え、デルタ株の感染拡大が重石。NY市では屋内でのマスク着用が強く推奨された。
発表された米国のISM製造業景気指数(7月)は前月60.6から59.5に予想60.7に反して悪化。景気敏感株が下落した。
NYダウは前週末比▲97ドル安の34,838ドル。ナスダックは+8ドル高の14,681ドル。VIX指数は+1.22ポイント上昇して19.46。
原油価格WTIは中国景気減速懸念や感染拡大懸念を材料に▲2.69ドル下落し71.26。米10年債利回りは低下して1.178%。
為替市場ではクロス円相場中心に円高。ユーロ円相場は大きく下落して129円60銭。その後反発して引けは129円80銭。米金利低下や弱いISM指数を受けてドル円相場は109円20銭に下落した。引けは109円30銭台。ユーロドル相場は1.1870でもみ合い。
火曜日の東京市場では日経平均が反落。前日に急上昇した反動で寄付きは27,550円近辺で大幅安。すぐに27,700円に反発したが売りに押されて27,500円を割り込んだ。
国内感染拡大懸念で悪影響を受ける業種を中心に下落。ただ好決算が下支えとなり、引けにかけては持ち直し下げ幅を縮めた。引けは前日比▲139円安の27,641円。
ドル円相場は109円30銭台で始まりじり安。109円10銭~20銭でもみ合い。ユーロ円相場も129円80銭で始まりじり安。129円60銭割れ。ユーロドル相場は1.1870~80でやや底固く推移した。
欧州市場に入るとユーロがやや上昇したが、米国市場朝方にはリスク回避が強まり円は全面高。ユーロ円相場は129円20銭に下落。ドル円相場は108円90銭割れに下落した。
ユーロドル相場はユーロ安に押されて1.1850に下落。米10年債利回りが一時1.15%台に低下したことがドル円相場を押し下げた。
米国株主要3指数もいずれも下落。原油価格WTIが70ドル割れ。感染再拡大で世界経済の回復が滞るとの懸念が広がり、朝方は景気敏感株に売り先行となった。
ただその後は持ち直し。デルタ株への懸念が燻るなか好調な決算が支え。景気敏感株も資本財、金融を中心に持ち直し。米CDCファウチ所長はロックダウンを再び実施しない方針と述べた。
米10年債利回りは1.172%に反発して引け。円高は一服。ドル円相場は109円10銭近辺で、ユーロ円相場は129円40銭~50銭で引けた。ユーロドル相場はやや持ち直して1.1860~70。
発表された米国の製造業新規受注(6月)は前月比+1.5%と前月+1.7%からやや減速したもののしっかり。決算では、自動車関連が好調だったが、半導体不足で生産が需要に追いつかない、とされた。
水曜日の東京市場の日経平均は上値の重い展開。27,600円近辺で小幅安寄りした後続落して27,500円。その後持ち直したが27,550円~27,600円台前半で上下した。引けは前日比▲57円安の27,584円。
デルタ株の世界的拡大で景気懸念から売りが優勢。一方、好決算銘柄には買いが入った。アジア株、中国株の上昇も下支え。
発表された中国の財新サービス業PMI(7月)は前月50.3から54.9に上昇し予想50.5を大きく上回った。
ドル円相場は109円ちょうど~10銭で始まり108円90銭台に下落。ただその後夕刻にかけてはじり高となり欧州時間朝方には109円20銭。ユーロ円相場は129円40銭~50銭中心に上下動。
ユーロドル相場は1.1860~70で始まりじり高。夕刻は1.1870~80。
欧州時間にはサービス業PMI(7月)の改定値が発表され速報値60.4から59.8へ下方修正された。
ユーロは対ドルで下落しユーロドル相場は1.1840台。米国時間に入ると米国の経済指標の強弱、米10年債利回りの上下につれてドルが高下した。
朝方発表されたADP雇用報告(7月)は雇用者数前月比が+330千人と前月+680千人から伸びが大きく減速して予想+650千人を下回った。
これを受けて米10年債利回りは1.13%台に低下。しかしISM非製造業景気指数(7月)は64.1と前月60.1から大きく上昇し予想61.0を上回った。米10年債利回りは反転上昇して一時1.2%台。
ドル円相場は108円70銭台に下落した後、109円60銭へ大きく反発した。引けは109円50銭近辺。ユーロドル相場は1.19ちょうど近辺へユーロ高ドル安となった後、1.1840へ大きく反落、ユーロ安ドル高に振れた。
ユーロ円相場はドル円相場の上昇に連れて129円80銭に上昇した後はじり安となり129円60銭近辺で引け。
米国株はまちまち。感染拡大による景気懸念で景気敏感株が軟調。ADP雇用報告が想定外に弱い数字だったことで懸念が広がった。ISM非製造業景気指数が強かったが反応できず。
原油価格WTIが景気懸念で68.15ドルに大きく続落した。NYダウは前日比▲323ドル安の34,792ドル。ナスダックは+19ドル高の14,780ドル。VIX指数は17.97とほぼ前日と変わらず。
この日、FRBクラリダ副議長は、米国経済は回復局面から拡大局面へ移行した、と景気に強気の認識を示し、2022年末には利上げの条件が整う、とタカ派的な発言を行った。
木曜日の東京市場では日経平均が3営業日ぶりに反発。朝方、寄付きは米景気先行き警戒からの米株安を受けて売り先行。27,500円近辺で安寄り。ただ良好な決算銘柄中心に買いが入り27,700円台前半に反発した。
一方、国内感染拡大は引き続き重石。27,600円台前半に押された。その後は引けにかけてじり高。前日比+144円高の27,728円で引けた。
為替市場は動意薄。ドル円相場は109円50銭で始まりやや上昇、65銭~70銭の極めて狭いレンジでもみ合い。ユーロ円相場は129円60銭で始まり80銭近辺でもみ合い。ユーロドル相場は1.1830~40でもみ合いとなった。
欧州市場に入るとやや円高に振れ、ドル円相場は109円40銭、ユーロ円相場は129円60銭台に下落。しかし米国市場に入ると雇用改善基調を示す指標で、感染拡大も死者・重症者が抑制されていることで経済正常化の流れは変わらない、との見方から景気先行き懸念が後退。リスク選好が持ち直し、米国株は景気敏感株を中心に上昇。
米長期金利も上昇。ドル円相場は反発して109円70銭~80銭でもみ合い引けた。ユーロ円相場も130円ちょうど近辺に反発し、129円90銭近辺でもみ合い引け。ユーロドル相場は1.1830~50で上下動を繰り返した後、1.1830~40でもみ合い。
NYダウは前日比+271ドル高の35,064ドル。ナスダックは+114ドル高で14,895ドル。VIX指数は▲0.69ポイントの小幅低下で17.28。
原油価格WTIは小幅反発して69.09ドル。米10年債利回りは1.225%に上昇した。
発表された米国の経済指標は、チャレンジャー人員削減数(7月)が前月20.5千人から18.9千人に減少。週次の失業保険新規申請件数が前週399千件から385千件に減少。継続受給者数が3,296千件から2,930千件に大幅減少した。
金曜日の東京市場では日経平均が続伸。米国株高、好決算銘柄、通期見通し上方修正、などを手掛かりに、27,700円台後半で寄り付いた後、すぐに27,900円近辺に上昇。
しかし国内での感染拡大が加速し、蔓延防止特別措置適用地域の拡大を嫌気。27,700円台前半に下落した。その後は持ち直したが27,800円近辺でもみ合い。雇用統計待ちに。引けは前日比+91円高の27,820円。
為替市場も米国の雇用統計発表を前に動意薄。ドル円相場は109円80銭中心に上下もみ合い。ユーロ円相場は129円90銭近辺で、ユーロドル相場は1.1820~30でもみ合い。
欧州市場に入るとユーロは軟調。ユーロドル相場は1.1800~10へ、ユーロ円相場は129円60銭~70銭。
注目の米雇用統計(7月)は強い数字。非農業部門雇用者数・前月比が+943千人と予想+870千人を大きく上回り、前月分も+850千人から+938千人に上方修正された。
失業率は前月5.9%から5.7%への改善予想を超え5.4%へ低下。平均時給も前年同月比+3.7%から+4.0%へ上昇し。労働参加率はさほど上昇せず前月61.6%から61.7%へ。
この数字を受けて景気懸念が後退。FRBが量的緩和縮小に動きやすくなったとの見方に。米10年債利回りは1.305%へ上昇しドルは全面高。ドル円相場は110円30銭台に上昇し、引けはやや押されて110円20銭台。
ユーロドル相場は1.1760近辺にユーロ安ドル高に振れてもみ合い。ユーロ円相場は129円90銭に上昇後反落し129円60銭~70銭でもみ合い。
米国株は景気敏感株が買われNYダウは前日比+144ドル高の35,208ドル。金利上昇がハイテク株、高PERの重石となり、ナスダックは▲59ドル安の14,835ドル。
◆今週の3つの注目ポイント
月曜日は日本が祝日で休場。
1.米国の経済指標
先週は強い経済指標、とくに雇用統計が予想を大きく上回る内容だったことで、景気懸念が後退。量的緩和縮小への議論が前進するとの見方から米長期金利が大きく反発した。今週は物価指標に注目。
水曜日 消費者物価指数(7月、前年同月比、予想+5.3%、前月+5.4%、コア指数、予想+4.3%、前月+4.5%)
木曜日 生産者物価指数(同、予想+7.1%、前月+7.3%、コア指数、予想+5.6%、前月+5.6%)週間新規失業保険申請件数
金曜日 ミシガン大学消費者信頼感指数(8月、予想81.2、前月81.2)
2.欧州の経済指標
欧州の指標が景気減速懸念を解消するか、あるいは米国との格差を意識させる結果となるか。
火曜日 ドイツZEW景況感指数(8月、期待指数、予想58.0、前月63.3)、ユーロ圏ZEW景況感指数(同、前月61.2)
木曜日 ユーロ圏鉱工業生産(6月、前月比、予想+0.4%、前月▲1.0%)
3.日本の経済指標
火曜日に国際収支(6月)が発表される。収支動向による為替需給が円高・円安いずれのバイアスを強めているか。
また景気ウォッチャー調査(7月)が発表される。足元の感染拡大を受けて判断DIの悪化が予想される。現状判断DIは前月47.6から42.5へ、先行き判断DIは52.4から49.2への悪化予想。
あらためて内外景況格差、とくに日米景況格差が意識され、ドル高円安圧力となるか。
◆今週のMRA's Eye
量的緩和縮小へ前進~市場の景気懸念は後退
先週末に発表された米国の雇用統計(7月)は予想を上回る強い数字となった。非農業部門雇用者数は2か月連続で前月比+900千人を上回り増加し、失業率は5.9%から5.4%に低下した。
週次の指標である失業保険継続受給者数も年初の500万人から300万人割れに減少。雇用改善基調が高水準で続いていることを示した。これを受けて量的緩和縮小に向けて議論が前進するとの見方があらためて強まった。
このところ市場では感染拡大の悪影響、景気減速懸念が強まっていた。7月のFOMCでパウエル議長が従来通りの慎重な姿勢を示していたことで、量的緩和縮小が早期に行われるとの観測は後退。足元の景況感指数のピークアウトも手伝って、米長期金利は大きく低下した。
景気回復・経済正常化、量的緩和縮小を見越し、長期債売りを進めていた市場参加者が方針転換を余儀なくされ債券買いを強いられた。
これらが想定外の長期金利低下につながったとみられる。しかし強い雇用関連指標を受けて、こうした動きには歯止めがかかり、長期金利は底打ち、反転上昇した。
このところ市場の認識と、実体経済およびFRBの認識との間にギャップが生じていた。
市場は景気懸念を強め、7月のFOMCおよびパウエル議長の会見を慎重なスタンスと受け止めていた。しかし実際の景気動向はなお堅調が続き、FRBは量的緩和縮小方針を既定路線とし、あとはタイミングの問題としている。
そのギャップが、景気実体やFRBのスタンスにすり寄るかたちで縮小に向かい始めたようだ。
FRBのスタンスをあらためて冷静にみれば、決してハト派寄りや慎重なスタンスではなく、量的緩和縮小や利上げに向けて確実に判断を進めている。
前回のFOMCの声明文で、経済はFRBが目標とする水準に向かって進展があった、とされた。
パウエル議長は、感染拡大は従来ほど経済に大きな影響を与えていない、と述べている。これらはタカ派的といえる。一方、量的緩和縮小は今後複数の会合で進展を評価する、としたことは、受け止め方で様々な解釈は可能だ。
ハト派に受け止めれば、何回かの会合を経なければ結論は出ず、来年に入ってからになるとの見方も可能だ。しかし、文字通りとれば、9月会合では結論は出ないが、2回目となる11月の会合で決定されるとみることは可能。
ポイントは物価と雇用の動向。とくに雇用回復ペース、水準がどうなるか。この点、7月の会合でパウエル議長は、雇用の最大化にはまだ距離がある、と述べた。これも市場の慎重な見方を誘った。
ただこの雇用に関する足元の数字が極めて強い。
8月2日には、FRBウォラー理事が、今後2回の雇用統計(7月・8月)が強い数字なら早期かつ迅速に量的緩和縮小に動くべき、2022年に利上げの必要性が生じるケースに備えるため、と述べた。
これを踏まえれば、11月会合での量的緩和縮小決定はかなりの確度であり、また9月会合で決定される可能性もにわかに浮上した。
これらの状況から、市場の景気減速懸念や量的緩和縮小の先延ばし期待は、今後も修正されるとみられる。米長期金利は、ひとまず金利上昇観測にもとづくポジションがひとまず縮小した後だけに、逆に、再度上昇しやすくなっている点には留意が必要だ。
となれば、為替市場ではドル高バイアス、ドル高リスクが強まる。景気減速懸念が後退しドル金利先高感が強まるなかではドル円相場は上昇しやすい。
先週は一時108円台に下落したが、すでに110円台を回復。今後は110円割れが底固い状況が続きそうだ。
米国とは対照的に日本国内で感染拡大が加速し景気先行き懸念が強まっている。こうした状況で円が独歩高となるリスクは小さいだろう。
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◆主要指標
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【対円レート】
ドル :110.25(+0.48)
ユーロ :129.7(▲0.20)
英ポンド :152.954(+0.04)
豪ドル :81.084(▲0.19)
カナダドル :87.839(+0.08)
スイスフラン :120.541(▲0.51)
ブラジルレアル :21.0611(+0.14)
中国人民元 :17.007(+0.02)
韓国ウォン(日本円=100) :9.647(+0.05)
【対ドルレート】
ユーロ :1.1762(▲0.007)
英ポンド :1.3872(▲0.006)
豪ドル :0.7356(▲0.005)
カナダドル :1.2554(+0.005)
スイスフラン :0.9148(+0.008)
ブラジルレアル :5.2327(▲0.016)
中国人民元 :6.4831(+0.022)
韓国ウォン :1142.19(▲1.35)
【主要国政策金利】
米国 :0.25
ユーロ :0.00
日本 :0.00
【主要国長期金利】
米10年債 :1.30(+0.07)
米2年債 :0.21(+0.01)
日本10年債利回り :0.02(+0.01)
日本2年債利回り :0.02(+0.00)
独10年債利回り :▲0.46(+0.04)
独2年債利回り :▲0.76(+0.02)
【主要株価指数・ビットコイン】
NY ダウ :35,208.51(+144.26)
NASDAQ :14,835.76(▲59.36)
S&P500 :4,436.52(+7.42)
日経平均株価 :27,820.04(+91.92)
ドイツ DAX :15,761.45(+16.78)
インド センセックス :54,277.72(▲215.12)
中国上海総合 :3,458.23(▲8.32)
ブラジル ボベスパ :122,810.40(+1,177.50)
英国FT250 :23,456.16(▲49.95)
ビットコイン :42719.51(+1820.15)
【主要商品価格】
WTI :68.28(▲0.81)
Brent :70.70(▲0.59)
米ガソリン :225.69(▲3.71)
米灯油 :208.45(▲2.15)
金 :1763.03(▲41.38)
銀 :24.33(▲0.83)
プラチナ :983.58(▲24.27)
パラジウム :2628.80(▲26.20)
銅 :9549.50(+103:20C)
アルミニウム :2621.50(+33:3C)
※貴金属はニューヨーククローズ。ベースメタルは3ヵ月公式セトル価格。
※C=Cash-3M コンタンゴ、B=Cash-3M バック
シカゴ大豆 :1422.25(+19.75)
シカゴ とうもろこし :555.00(▲0.75)
シカゴ小麦 :719.00(+6.25)
※全ての価格は注記が無い限り、取引所で取引される通貨建。
※限月交代に伴う価格の不連続性は考慮されていません。予めご容赦ください。
※ 「休場」となっているものは、取引所が休場ないしはデータ更新時点で最
新データを取得できなかった場合を指します。