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リスク選好のドル安で総じて堅調
  • MRA商品市場レポート

2020年12月18日 第1874号 商品市況概況

◆昨日の商品市場(全体)の総括


「リスク選好のドル安で総じて堅調」

【昨日の市場動向総括】

昨日の商品市場は畜産品や天然ガスなどのごく一部の商品を除き、水準を切り上げた。昨日発表された米統計は強弱まちまちだったが、先行きの指標になるソフト指標は大幅な悪化となった。しかし逆に追加経済対策が進捗するとの見方を強め、リスク選好のドル安が進行したことが背景。

最も上昇したのがビットコインで物色の背景は昨日と変わらず。とにかく、景気とほとんど関係なく、構造変化(の可能性)という分かりやすいテーマがあることが材料となっている。

ただし、弊社が市場のリスク選好の度合いを計る上で参考にしている、「金のリスク・プレミアム」は、ドル安の進行もあるが大きく上昇している。

過去1年の平均が250ドル程度なので、まだこの水準を上回っていないことから市場はリスク選好を続けている、とみているが、このプレミアムが250ドルを超え始めるとやや警戒が必要だろう。

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【本日の見通し】

本日も目立った経済統計の発表はないが、それ以上に米国の暫定予算の成立期限であることに注目している。昨日までの報道では、マコネル上院院内総務が「これを仕上げるまで我々はここに残る。週末を通しての作業が必要になったとしてもだ。その可能性は非常に高い」と発言している。

トランプ大統領は48時間以内の経済政策合意を楽観しているとしているが、どのようになるかは不透明。ただ、1月5日の上院決選投票を考えるとここで不利になる選択を両党がするとも考え難いため、何らかの合議に至るというのがメインシナリオではある。

現状では9,000億ドル規模の経済対策の中には、600億ドルの個人への直接給付、失業保険の300ドル/週の上乗せ、中小企業・航空会社の支援で170億ドルの追加支援が盛り込まれている。

現在、市場はこの対策を前倒しで織り込んでいるため、仮に何らかの障害が発生すればリスク資産価格には下押し圧力が強まることになるだろう。

【セクター別動向と見通し】

◆エネルギー

原油価格は上昇した。米統計は悪化し、明らかに需給ファンダメンタルズは良くないものの、悪い統計とワクチン接種、景気刺激の対策期待という楽観がこれに勝り、リスク選好のドル安進行がファイナンシャルな面で価格を押し上げた。

石炭価格は小幅に上昇。中国の国内景況感改善と冬場の気温低下に伴う電力向け需要増加、対豪制裁による輸入低下で国内の在庫が減少し、在庫積み増しの動きが継続している。

本日も市場参加者が、経済のファンダメンタルズを無視して先行きを楽観しているため高値維持と見ているが、米暫定予算を巡る協議の難航などを材料に、クリスマス休暇前の手仕舞い売り圧力が強まりいったん調整すると考えている。

石炭に関しては投機的な売買余地があまりないため、足下の需給ファンダメンタルズのタイトさを背景に堅調な推移を予想。

◆非鉄金属

LME非鉄金属はLME指定倉庫在庫が増加した鉛を除き、水準を切り上げた。鉛以外のLME指定倉庫在庫減少継続、米統計の悪化はあったが、経済対策への先行き楽観が市場参加者のリスク選好を強め、ドル安が進行したことが材料となった。

本日も中国の経済活動が活発であり、LME指定倉庫在庫の減少継続を受けて高値維持だが、米暫定予算を巡る協議の難航などを材料に、クリスマス休暇前の手仕舞い売り圧力が強まりいったん調整すると考えている。

◆鉄鋼・鉄鋼原料

中国向け海上輸送鉄鉱石スワップは上昇、大連先物は上昇、豪州原料炭スワップ先物は小幅上昇、大連原料炭先物は下落、鉄鋼製品先物価は直近限月・中心限月共に上昇した。

中国関連の統計は強いものが多く、中国の豪州に対する制裁の影響もあって中国が輸入する海上輸送鉱石の需給がタイト化している可能性は高い。

本日も中国の鉄鋼製品需給、高水準な粗鋼生産を受けた鉄鉱石在庫日数の低さから、高値圏での推移を予想。

◆貴金属

金価格はリスク選好のドル安が進行したことで水準を切り上げた。昨日のリスク・プレミアムは223ドルと前日から+19ドル上昇している(弊社はドル指数の変動要因はリスク・プレミアムに含まれるとしている)。

銀価格は金価格の上昇を受け、金銀レシオを引き下げながら大幅な上昇、PGMは銀価格の上昇と株価の上昇が価格上昇に寄与したとみている。

銀もほぼ同様の展開だったが取引時間中、総じて水準を切り上げ続けた。PGMもほぼ同じ相場展開だったが、プラチナは前日比小幅マイナス、パラジウムは小幅高。

本日も、市場参加者のリスク選好の強まりでドル安傾向が持続すると見られることから、堅調な推移を予想。

◆穀物

シカゴ穀物市場は堅調。中国の需要増加や南米の供給懸念がファンダメンタルズ面の価格上昇要因となっているが、昨日はドル安が進行したことが価格を押し上げた。

2020年12月10日時点の米主要穀物の輸出成約高は以下の通り。

トウモロコシ 1,934.50千トン(前週比 +572.3千トン)大豆 1,016.30千トン(+279.3千トン)小麦 561.40千トン(▲55.1千トン)

本日も、市場参加者のリスク選好が続き、ドル安基調となると予想されることから堅調な推移を予想。

※中長期見通しは個別セクターのコラムをご参照ください。

市場データ・グラフ類の添付ファイルのサンプルはこちら。

【昨日のトピックス】

昨日発表された米統計は強弱まちまちだった。裾野が広く景気への影響が大きい住宅関連統計は良好だったが、先行きを示すマインド指標・ソフト指標であるフィラデルフィア連銀製造業指数は市場予想を大きく下回る悪化となっている。

11月の米住宅着工件数は前月比+1.2%の154.7万戸(前月+6.3%の154.4万戸)、建設許可件数は+6.2%の163.9万戸(▲0.1%の154.4万戸)と総じて良好な内容となった。

低金利政策の継続や、コロナの影響で密を回避できる郊外の住宅を求める動きが強まったことが影響しているとみられる。ある意味、新しい生活様式の一環ともいえるのではないか。逆に言えばワクチンが有効で、感染が制御されるとこの「特殊需要」が喪失するかのうせいがあるということである。

フィラデルフィア連銀製造業指数は正直悪い内容だった。ゼロが好況・不況の閾値となるが、まだ11.1(前月26.3)なので不況というわけではない。ただし、内訳を見ると先行きは非常に不透明である。

例えば新規受注は2.3(37.9)と急減、受注残についても1.4(22.2)とギリギリの水準。一方で在庫水準は10.3(1.8)と上昇している。これはネガティブな在庫積み上がりといえるだろう。

雇用者数も8.5(27.2)と雇用環境も悪化しており、先行きの雇用悪化・消費減少への懸念は強い。結局、ワクチンがどの程度、コロナを制圧できるかに米経済は掛っているともいえる。

【マクロ見通しのリスクシナリオ】

・米大統領選挙前後の国内融和にバイデン次期大統領が失敗する場合。

・欧州の政治混乱(トルコと欧州の関係悪化、ハードブレグジットなど)によるリスク回避の動きの強まり。

・コロナウイルスの感染再拡大(または新たなウイルスの発生)によるロックダウンが景気循環系商品の需要を減じる場合。逆に想定以上にワクチン・治療薬の開発が速やかに行われた場合は需要の増加要因に。

・環境重視型社会への急激な転換による、経済活動の鈍化リスク。成長ドライバーの1つとして期待される、中東・北アフリカ産油国が人口ボーナス期を活かせない(逆に鉱物産出国は高成長となる可能性も)。

・米中対立激化による、新冷戦構造が発現しブロック経済圏が発生して貿易活動が鈍化する場合(場合によると武力衝突も)。

「能動的に」軍事を行う方針に舵を切った中国習近平政権が、台湾統一を目指して侵略する可能性は低くなくなった。

・次の最大の成長ドライバーとして期待される、インド経済が期待通りの成長をできない場合(人種差別問題による国民の離反、市場開放・規制改革の遅れ、中国との対立など)。

2018年にすでに人口ボーナス期入りしているため、鉱物・エネルギーをはじめとする景気循環系商品需要の増加は2023~2024年頃。

・中国地方政府・中堅中小企業の財政状況悪化に伴う景気減速。

・米国の財政状況悪化、緩和規模拡大によるドル水準の低下リスク(ドル減価により、名目ドル建て資産価格の上昇要因に)。

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◆昨日の商品市場(個別)の総括
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---≪エネルギー≫---

【原油価格見通し】

原油価格は短期的には調整圧力が強まる展開を予想する。ファイザーのワクチン報道とOPECプラスの減産期間延長報道を受けて水準を切り上げてきたが、実際に需給環境が変わっている訳ではなく、むしろ1月からは増産も始まるため、期待先行の部分は否めないことから。年末年始を控えた利益確定の圧力が強まるのではないか。

また、今回のOPEC・OPECプラス会合の段階的減産解除でももめたように、価格下落・価格上昇ともに生産国の抜け駆け増産を助長するため、そのことも価格を下押しすると予想する。

結局、OPEC諸国の足並みが混乱なく揃うのは、景気が回復して需要が順調な時のみ、といえる。結局辞任は見送ったが、サウジアラビアは一時、OPECプラスの議長ポストを辞任する意向を示しており、今後もOPECプラスの結束を維持することがいかに困難であるかをうかがわせる。

価格が上昇するには需給ファンダメンタルズの変化が必要で、ロックダウンが加速しやすく、ワクチン接種もまだ本格化していないことから価格上昇が肯定されるのは、恐らく3~4月以降になるのではないか。

中長期的には、報道通りのペースでワクチンが普及し、深刻な副作用が確認されなければ経済活動の回復とともに原油価格がわかりやすく上昇を始めるのは2021年後半になってから、と考えられる。

しかし、足下の市場は極端の景気先行きを楽観しており、株価対比で割安な原油を物色する流れが発生している。

つまり、ファンダメンタルズ以上に原油価格が上昇していることもまた事実であり、四半期末や年度末、期初、といったわかりやすい節目以外は、価格が高値で推移しやすい地合にあることは注意が必要か。

【見通しの固有リスク】

・米国経済が正常化する中でドル高が進行し、投機的な売り圧力が高まる場合。

・OPECプラスの減産と、非OPECプラス諸国の自主減産継続で需給がタイト化する場合(価格上昇要因)。逆に価格低迷で歳入確保の増産が加速する場合、またはOPECプラスのプログラムの対象となっていない中東諸国の増産(価格下落要因)。

景気回復時の増産タイミングの見誤りによる、供給不足(価格上昇要因)。

・脱炭素の進捗、生活様式の変化による構造的な需要減少が加速した場合、

1.中東産油国の財政悪化によって情勢不安が顕在化、供給途絶リスクが高まる2.中東以外の産油国の生産者の破綻3.上流投資部門投資が減速し、インドなどの新興国需要顕在化時に供給が間に合わない場合4.価格面、数量面で予算を確保できない産油国が、OSPを大幅に引き上げる場合(第3次オイルショック)

などが価格上昇要因に。

・バイデン政権誕生で、シェールオイルのフラッキングが制限/禁止される場合、供給減少で価格上昇要因に(今のところ生産量の1割程度となる、国有地でのフラッキング禁止にトーンダウンしている)。

また、イランに対する制裁が緩和される場合、原油価格の下落要因に。ただし、米国内の反イラン感情の高まりで、直ちに制裁が緩和される可能性は低い。

・イランの反米感情が高まり、中東の不安定さが増す場合(価格上昇要因)。

今回、イランの核科学者であるファクリザデ氏が(恐らく)イスラエルによって殺害されたが、これによりイラン国内でイスラエルの背後にあると解釈されやすい米国に対する反米気運が高まっている。

これはイラン国内での反米感情を高め、米国を核協議に復帰させないための策略と考えられる。

・ワクチン・治療薬が想定以上に早く準備でき、移動制限が急速に解除される場合(価格上昇要因)。

【石炭価格見通し】

石炭価格は堅調な推移になると考える。中国政府は国内炭の供給能力増強にシフトしているが、冬場で炭鉱が稼働し難いこと、港湾在庫の水準の低さに反映されるように、供給が十分ではないことが材料。

ただし、豪州との対立や、環境規制強化のの中で石炭需要は減速するとみられること、非常に矛盾するが国内生産を増加させていることから徐々に海上輸送炭価格の上値は重くなると予想される。

なお、気温低下の影響で主要3国(豪州・インドネシア・ロシア)の輸出は、過去5年平均を回復している。

11月の中国の石炭輸入は前月から大幅に減少。前年水準を▲43.8%下回る1,167万1,000トン(前月▲46.6%の1,372万6,000トン)と減速傾向を持続した。

中国は国内の石炭産業の強化と政治的に対立する豪州からの輸入制限で、国内生産を増加させる方向性に舵を切っており、それが影響しているとみられる。

バルチック海運指数も過去5年平均程度で低迷しており、輸入の動きは鈍化。しかし一方で中国の港湾在庫は減少しているため、ピークシーズンということもあって堅調な推移となろう。

【見通しの固有リスク】

・世界的な環境重視型世界へのシフトを受けた、石炭上流部門への投資規制強化による、供給減速懸念。短期的には価格の上昇要因。

・中国と豪州の対立、中国国内の生産能力増強に伴う、海上輸送炭需要の減少。

・北半球の夏場の猛暑(/冷夏)・冬場の厳冬(暖冬)。

【投機筋のポジション動向】

・WTIはロング・ショートとも減少しているが、Brentはロングが増加、ショートが減少している。欧州の感染者数がピークアウトしている可能性があることやOPEC増産幅が小幅に収まったことが材料となった可能性が高い。

・直近の投機筋のポジションは以下の通り。

WTIはロングが671,096枚(前週比 ▲6,251枚)ショートが156,467枚(▲3,715枚)ネットロングは514,629枚(▲2,536枚)

Brentはロングが335,130枚(前週比+24,839枚)ショートが62,267枚(▲2,160枚)ネットロングは272,863枚(+26,999枚)

---≪LME非鉄金属≫---

【非鉄金属価格見通し】

非鉄金属価格は中国の景気先行指数を見るに数ヵ月は強含みやすいとみているが、さすがに投機の期末を控えた売り圧力の強まりで調整すると考える。

現在の価格上昇は実際に中国の需要の増加による需給タイト化によるものであり、環境規制強化が牽引する価格上昇ではない。

例えば、中国の超高圧送電線網整備額は当初予定比+61%の1,811億人民元とする方針が今年の4月に示されており、電線向けの需要が銅、並びにアルミの需要を押し上げている。アルミは配電には利用されないが、超高圧電線には使用される。

このほか、バイデン政権の政策推進による環境重視の姿勢の強まりが、いわゆる「バイデン・トレード(化石燃料売り・省エネ金属買い、ただし金属生産の際には二酸化炭素が出ることは変わらない)」を加速させ、投機的な買い圧力を強めている。

バイデン・トレードは短期的には顕在化する需要ではないが、省エネ金属の需要増加は「今後10年・20年の大きなテーマ」となる可能性があるため、足下は期待選好で、総じて中長期的には物色されやすい地合が続くとみる。

具体例を挙げると、軽量化目的のアルミ、EV向けのニッケル・銅(通常25キロ/台の銅が使われるが、EVは80キロ/台)、蓄電池としての鉛、コバルト、リチウムなどが挙げられる。

中国が豪州の銅鉱石輸入を禁止する方針を打ち出したことで、精錬銅の需要が増加し、ベンチマークの銅価格が堅調に推移していることも地合を強くしよう。

しかし、中国の最大貿易相手経済圏である欧州でロックダウンの動きが再び見られること、季節的に南半球の供給が再開される可能性が高いこと、12月のファンド決算を意識した売り圧力の強まりが価格を押し下げるため上値も重いと考える。

【見通しの固有リスク/個別金属の特殊要因】

・米国経済が正常化する中でドル高が進行し、投機買いが膨らんでいる非鉄金属市場で投機の手仕舞い売り圧力が高まる場合。

・高水準の投機筋買い越しポジションが急速に解消されたときの下落リスク。

・主に銅山を中心とする労使交渉長期化による供給減少が、2021年も継続する場合(コロナの影響もあって、2020年の鉱山生産は全体で184万1,000トン、コロナの影響で115万1,000トン減少する見込み)。

・ニューカレドニアのGoroプロジェクトはAntfagasutaが買収相手として急浮上しており、過剰な供給不足への懸念が後退していることは価格の下落要因に。ただし楽観はできず。

なお、同プロジェクトのニッケル生産は6万トン/年(シェア2.4%)。

・GlencoreはZhairemプロジェクトの開発を決定しているが、ペルーのIscaycruz鉱山の閉鎖、カナダのMatagami鉱山、Kidd鉱山の鉱山年齢終了に伴う減産を見込んでおり、2021年の亜鉛生産は125万トン(従来見通し140万トン)と下方修正。

・中国の環境規制強化やコロナの影響再発に伴うスクラップの調達難による、新塊需要の増加。

・上流部門投資不足並びに鉱石の品位低下による、鉱山供給の制限。

・環境問題や人権問題(コンフリクト・メタルの問題)を背景とする鉱山供給の減少。

また、環境に配慮したメタル使用の義務化などが欧州で進む場合などのコストアップ(グリーン・メタルの義務化によるコスト増加)。

・資源ナショナリズムの高まり。インドネシアのニッケル未処理鉱石禁輸措置再開(銅とボーキサイトは2022年から実施の予定)。

・1月の米上院決定投票で民主党が過半数を確保し、「トリプルブルーリスク」が顕在化、脱炭素の動きが加速していわゆる省エネ金属の需要が増加する場合。

【投機筋のポジション動向】

・LME投機筋買い越し金額 前週比+3.2%の304億ドル(前週 295億ドル)・LME投機筋買い越し数量 前週比+1.1%の6,772.4千トン(前週 6,699.6千トン)

---≪鉄鋼原料≫---

【鉄鋼原料価格見通し】

鉄鉱石価格は、中国の景気先行指標をみるに堅調な推移を続けると考える。貿易統計で確認できるように鉄鋼製品輸入が増加し、輸出が減少。中国の顕在需要が増加していることを示唆している。鉄鉱石在庫は積み上がっているが日数ベースでは在庫水準は低く、需給はタイトとみられるため。

11月の中国の鉄鋼業PMIを見ると、閾値の50は下回っているものの、新規受注の改善(44.9→47.2)、輸出向け新規受注の悪化(52.0→45.9)を考えると、明らかに「国内向けの新規受注」が増加していることを示唆する内容。

今後も中国政府のインフラ投資を柱とする経済対策が、来年7月の中国共産党結党100周年記念まで続くと予想されること、中国国内の鉄鋼原料在庫水準が低いことから(鉄鋼製品在庫の水準は増加)在庫積み増し需要も継続する可能性が高く、基本は底堅い推移となる。

ただし価格上昇が需要の減少を引き起こすレーショニングが意識されるほか、南米生産者の増産見通しを考えると上値も重いと考える。

中国の鉄鋼製品の輸入は通常、平均で110万トン程度なのだが、11月は185万トン(前月193万トン)と減少傾向を持続した。11月の国内生産は季節性もあるが8,766万トン(10月 9,220万トン、9月 9,256万トン)と過去最高水準を記録した8月からは減速している。それでも水準は過去5年レンジを遙かに上回り、高い。

その一方、11月の鉄鋼製品輸出440万トン(前月404万トン)と増加している。このことは中国の鉄鋼製品の国内需要が減速し、顕在需要が減少を始めている可能性があることを示唆するものだ。

弊社はこの鉄鋼製品の輸出入動向に注目しているが、このまま輸入の減少・輸出の増加が続くようであれば、国内の景況感が悪化している可能性があるため要注意である。

なお、中国の鉄鋼製品需要は旺盛とみられるが在庫水準は前週比▲69万5,000トンの914万5,000万トン(過去5年平均 811万8,000トン)と、例年よりも在庫水準は高い。

しかし、国内の鉄鋼製品在庫の減少ペースは例年を上回っており、鉄鋼製品輸出も減少、輸入が増加している状況で、中国の鉄鋼製品需給はまだタイトな状態といえる。しばらくは鉄鋼製品の需要が鉄鉱石需要を牽引する状態が続くと見られる。

原料である鉄鉱石の11月の輸入は前年比+8.3%の9,815万トンと高い水準を維持している。しかし10月の前年比+14.9%の1億674万トン、9月の+9.2%の1億855万トンからは減速傾向となっており、中国の国内需要が減速している可能性を示唆する内容。それでも、前年比大幅なプラスであり、中国の国内需要の絶対水準は高い。

鉄鉱石港湾在庫は前週比▲285万トンの1億2,580万トン(過去5年平均1億2,199万4,000トン)、在庫日数は▲0.6日の25.2日(過去5年平均 31.6日)と例年と比較して在庫日数の水準は低く、輸入需要は持続するものと思料。

原料炭は中国の生産活動回復が継続していること、国内の鉄鋼需要が公共投資で底堅いことから、同様に底堅い推移になると考える。しかし、中国政府は原料炭を含む石炭の国内生産を増加させる方針であることから、海上輸送原料炭価格の上値も重い。

一方、中国の港湾在庫の水準は鉄鋼の最大生産省である河北省の主要港である、京唐港の港湾在庫は急速に増加しているが、依然として過去5年の最低水準であることから価格の下支え要因となる。

【見通しの固有リスク】

・鉄鉱石価格の上昇がレーショニング(価格上昇による需要減少)を引き起こす場合。

・世界的に広がる環境規制強化の流れで、鉄鉱石や原料炭などの生産に一定の影響が起きる場合。

・コロナウイルスの感染拡大長期化による、鉱山生産の減少リスク。

・カシミール地方を巡る中国との領有権争いが激化した場合、インドが中国に対して鉄鉱石輸出を制限する可能性(中国のFOBインデックスは上昇、その他の地域の鉄鉱石価格は低下)。

【投機筋のポジション動向】

---≪貴金属≫---

【貴金属価格見通し】

<<金>>

金は高値を維持すると考える。金融緩和の継続と、株価の上昇に伴う長期金利上昇圧力がせめぎ合う形で実質金利を現状水準に維持すると考えられることから。

なお、リスクオンはドル安で価格上昇、リスクオフで価格下落となる(詳しくは2020年10月12日付のMRA's Eyeをご参照ください)。

現在の金の実質金利で説明可能な価格(金基準価格)は長期金利の上昇で1,650ドルと、長期金利の低下による実質金利の低下が水準を押し上げている。そこからの乖離(リスク・プレミアム)は223ドルと前日比+19ドル上昇した。

なお、金価格を実質金利要因と為替要因に分類した場合、為替要因はリスク・プレミアムのところに内包されると整理している(為替は名目金利の影響も受けるので、純粋に為替の要因のみ切り出すのが困難であることから)。

※毎日回帰分析をアップデートし、リスク・プレミアム自体の水準を見直しているため、前日比の整合性が取れていない場合があります。

<<銀>>

銀価格は金価格との比較感で売買されるが、金銀レシオは現在、72.3倍。過去1年を基準にすると95倍程度、5年では80倍、2000年以降では65倍程度が妥当だが、足元、75倍程度で落ち着いている。

金は高値を維持する見通しだがバイデン大統領誕生見通しであり、太陽光発電向けに用いられる「バイデン銘柄」であることもあって、需要構造の変化が価格を下支え(金銀レシオは低下)するものと予想。

なお、銀価格=金価格÷金銀レシオ であり、金銀レシオが低下することで金価格が変動した時の弾性値が上昇(ボラティリティは上昇し、足元金の2倍に上昇)する点は留意。

(例)金が2,000ドル、銀が20ドルのとき 金銀レシオが100倍→金価格±1ドルの変化で銀価格は±1セント変化 金の変化率は±0.05%、銀は±0.05%

 金銀レシオが1倍→金価格±1ドルの変化で銀価格は±1ドル変化 金の上昇率は±0.05%、銀は±5%

<<PGM>>

プラチナ価格は銀価格との連動性が高い。これは供給過剰で投機的な取引の影響が強まっていることによる。足下は、各国の自動車セクターの回復期待が強まっており、工業需要回復期待が価格を押し上げている状況。

仮に脱炭素が進んで水素が用いられ、燃料電池が進むのであればプラチナの構造的な需要が増加するシナリオは、需要・価格面でのポジティブリスクシナリオ。投機の比率が高い商品であるため、こうした観測記事だけでも材料に価格が反応しやすい。

パラジウムは価格は景気の先行き楽観が強まっているが、足下のコロナの感染拡大がこれを相殺するため、現状水準でのもみ合いを予想。

ETF残高とパラジウム価格の連動性が高まっており(管理在庫増加→価格上昇)、一時の、ETF管理在庫減少→価格上昇、のメカニズムから変化してきている。

在庫取り崩し→価格上昇は実際に需給がタイトで、現物確保のためにETFを取り崩さなければならなかったからだが、現在はこれと逆のことが発生している訳で、足元、パラジウムの需給は緩和していると見られる。今後はETFの動向に注目。

11月の米自動車販売は年率1,555万台(市場予想 1,610万台、前月 1,621万台)と減速した。長期金利の上昇が影響したと見られる。

中国の11月の自動車販売は中国自動車工業協会の集計で前年比+12.7%の276万9,666台(前月+12.6%の257万3,000台、9月+13.0%の256万5,201台)と回復を継続している。

自動車販売は回復しているが、不要不急の消費であるため中国を除いては本格的な回復にはまだ時間がかかる見込み。

【見通しの固有リスク】

・世界的な成長力の低下に伴い、各国の財政状況が悪化、地政学的リスクが顕在化する場合(中東・北アフリカのリスク顕在化の可能性は低くない)。リスク・プレミアム上昇を通じて貴金属価格の上昇要因に。

・米中の対立激化。米国は今回のウイルス問題で、中国の医療面、人工知能を含むIT面に脅威を感じた可能性は高く、対立が激化する場合(安全資産価格の上昇要因)。

・英国のブレグジットは、FTA合意なき離脱となるリスクが残存しており、その場合のインパクトは無秩序離脱と同レベルになると考えられ、金価格の上昇要因に。

・中国地方政府・中堅中小企業の財政状況悪化に伴う景気減速による安全資産需要の増加。

・世界的な自動車販売の減速(米欧中)による、自動車向け排ガス触媒需要の減少(PGM)。

環境重視型社会へのシフトはパラジウム需要を増加させるが、さらに加速して「水素社会」まで到達すると、燃料電池車需要が増加して構造的にプラチナ価格の上昇要因となる可能性。

・コロナウイルスの感染拡大による、最大生産国の1つである南アフリカの鉱山稼働が不安定であることによる供給懸念。

【投機筋のポジション動向】

・直近の投機筋のポジションは、金はロングが338,271枚(前週比 +13,927枚)、ショートが69,051枚(+5,021枚)、ネットロングは269,220枚(+8,906枚)、銀が79,310枚(+2,287枚)、ショートが30,934枚(+1,803枚)、ネットロングは48,376枚(+484枚)

・直近の投機筋のポジションは以下の通り。

プラチナはロングが36,299枚(前週比 +3,246枚)ショートが11,797枚(+770枚)、ネットロングは24,502枚(+2,476枚)

パラジウムが5,474枚(▲140枚)、ショートが2,863枚(+273枚)ネットロングは2,611枚(▲413枚)

---≪農産品≫---

【穀物価格見通し】

穀物価格はトウモロコシ・大豆は期末を控えた売りでいったん調整すると考える。

しかし、中国の大豆在庫水準の低さと大豆油価格の上昇を受けた大豆輸入需要は旺盛であり、当面、需要面が価格を支えると考える。

なお、中国の豚肉価格は下落する一方、豚肉の輸入量も減少している。このことは中国の畜豚数の増加(大豆ミール需要の増加)=大豆需要の増加、を示唆している。当面、中国向けの輸出が中国側の事情で増加すると見られることが価格を下支えすると予想。

小麦はさほど投機の買いポジションが積み上がっている訳ではないが、各地で生産見通しが引き上げられており、やや軟調に推移。

バッタ被害はLocust Watchでは、エチオピア、イエメン、ケニア、サウジアラビアの一部で深刻な状態が続いている。

西部に広がっていたバッタの固体(群棲相を形成していない)はチャドとモーリタニアで拡大しており、影響拡大への懸念がやや強まっている。
http://www.fao.org/ag/locusts/common/ecg/75/en/201101forecast.jpg

やや懸念されるのが、サイクロン「Geti」がソマリアを通過すること。これにより水分が土壌に供給され、植物も生長することから越冬するバッタが増加するとみられる。来年のリスクは小さくなくなっている。
http://www.fao.org/ag/locusts/common/ecg/75/en/20112306gati.jpg

【見通しの固有リスク】

・ラニーニャ現象の発生による穀物供給減少リスクの顕在化。害虫の発生、生産地の土壌破壊など(すでに一部顕在化)。

・環境重視型社会へのシフトにより、燃料向け穀物需要が増加する場合(価格の上昇要因)。現在はそれほどの数量でもない、バイオディーゼル向けの大豆需要増加など。

・新型コロナウイルスの影響拡大による、輸出活動の停滞(シカゴ定期を含む生産地価格の下落要因)。

【米農務省需給報告データ】

・米穀物作付け意向面積トウモロコシ 9,699万エーカー(市場予想 9,412万エーカー)大豆 8,351万エーカー(8,502万エーカー)小麦 4,466万エーカー(4,495万エーカー)

・米穀物最終作付け面積トウモロコシ 9,201万エーカー(市場予想 9,514万エーカー)大豆 8,383万エーカー(8,483万エーカー)小麦 4,425万エーカー(4,472万エーカー)

・12月米需給報告単収見通し(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 175.8Bu/エーカー(NA、175.8)大豆 50.7Bu/エーカー(NA、50.7)小麦 49.7Bu/エーカー(NA、49.7)

・12月米需給報告生産見通し(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 145億700万Bu(NA、145億700万Bu)大豆 41億7,000万Bu(NA、41億7,000万Bu)小麦 18億2,600万Bu(NA、18億2,600万Bu)

・12月米需給報告輸出見通し(実績/前月)トウモロコシ 26億5,000万Bu(26億5,0500万Bu)大豆 22億Bu(22億Bu)小麦 9億8,500万Bu(9億7,500万Bu)

・12月米需給報告在庫見通し(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 17億200万Bu(16億9,100万Bu、171億200万Bu)大豆 1億7,500万Bu(1億6,912万Bu、1億9,000万Bu)小麦 8億6,200万Bu(8億7,652万Bu、8億7,700万Bu)

・9月末四半期在庫(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 19億億9,500万Bu(22億6,554万Bu、52億2,400万Bu)大豆 5億2,300万Bu(5億7,838万Bu、13億8,600万Bu)小麦 21億5,900万Bu(22億4,035万Bu、10億4,400万Bu)

・12月CONABブラジル作付け面積(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 1,844万ha(1,943万ha、1,844万ha)大豆 3,818万ha(3,845万ha、3,825万ha)

・12月CONABブラジル生産量(実績/市場予想/前月)トウモロコシ 1億259万トン(1億938万トン、1億489万トン) 単収 5,564Kg/ha(5,630kg/ha、5,688kg/ha)大豆 1億3,445万トン(1億3,325万トン、1億3,495万トン) 単収 3,522Kg/ha(3,468kg/ha、3,528kg/ha)

【投機筋のポジション動向】

・直近の投機筋のポジションは以下の通り。

トウモロコシはロングが565,166枚(前週比 +3,923枚)、ショートが130,401枚(+4,110枚)ネットロングは434,765枚(▲187枚)

大豆はロングが310,089枚(▲6,464枚)、ショートが41,121枚(▲3,103枚)ネットロングは268,968枚(▲3,361枚)

小麦はロングが119,536枚(+3,093枚)、ショートが105,770枚(+1,258枚)ネットロングは13,766枚(+1,835枚)

◆主要ニュース


・11月東京マンション販売 前年比▲15.3%の2,790戸(前月+67.3%の3,358戸)

・11月EU27ヵ国新車登録台数 前年比▲12.0%の897,692台(前月▲7.8%の953,615台)
 年初来▲25.5%の8,911,131台(1-10月期▲26.8%の8,011,490台)
 欧州合計 ▲13.5%の1,047,409台(▲7.1%の1,129,223台)
 年初来 ▲26.1%の10,746,293台(▲27.3%の9,696,928台)

・11月ユーロ圏消費者物価指数 前月比▲0.3%(前月+0.2%)前年比▲0.3%(▲0.3%)、コア指数 +0.2%(+0.2%)

・米週間新規失業保険申請件数 885千件(前週862千件)
 失業保険継続受給者数 5,508千人(5,781千人)

・11月米住宅着工件数 前月比+1.2%の154.7万戸(前月+6.3%の154.4万戸)

・11月米住宅建設許可件数 前月比+6.2%の163.9万戸(前月▲0.1%の154.4万戸)

・12月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数 11.1(前月26.3)
 新規受注 2.3(37.9)
 受注残 1.4(22.2)
 在庫水準 10.3(1.8)
 雇用者数 8.5(27.2)
 6ヵ月先景況指数 39.2(44.3)

・EU、2021年1月末に期限を迎える対ロシアのウクライナを巡る制裁を半年延長。

・独政府、2021年のドイツ国債発行額は過去最大の4,710億ユーロとなる見通し(今年4,070億ドル)。コロナ禍の影響で。

◆エネルギー・メタル関連ニュース


【エネルギー】
・DOE天然ガス稼働在庫 3,725BCF(前週比▲123BCF)
 東部 881BCF(▲34BCF)
 中西部 1,059BCF(▲36BCF)
 山間部 223BCF(▲9BCF)
 太平洋地区306BCF(▲6BCF)
 南中央 1,256BCF(▲38BCF)

・米国、軍事基地での中国製電力設備の使用を制限。

【メタル】
・ILZSG、1-10月期 亜鉛鉱山生産 10,047千トン(前年10,662千トン)
 製錬亜鉛鉛生産 11,184千トン(11,074千トン)
 精錬鉛需要 10,704千トン(11,290千トン)+480千トンの供給過剰(▲216千トンの供給不足)

・ILZSG、1-10月期 鉛鉱山生産 3,695千トン(前年 3,866千トン)
 精錬鉛生産 9,553千トン(10,007千トン)
 精錬鉛需要 9,389千トン(10,049千トン)
 精錬鉛需給 +164千トンの供給過剰(▲42千トンの供給不足)

・Alcoa、スペインのSan Ciprian精錬所の閉鎖を棚上げ。同社は▲22万8,000トンの削減を計画していたが労使交渉の結果、従業員の解雇を進めることとなっていたが不当との判決を受けてこれを取り下げた形。

◆主要商品騰落率


【上昇率上位5商品】

商品名(カテゴリー)/前日比上昇率/年初来上昇率
1.ビットコイン ( その他 )/ +7.42%/ +218.22%
2.銀 ( 貴金属 )/ +2.90%/ +45.99%
3.CME木材 ( その他農産品 )/ +2.63%/ +107.28%
4.NYM RBOB ( エネルギー )/ +2.60%/ ▲18.24%
5.SHF 銀 ( 貴金属 )/ +2.47%/ +20.89%

【下落率上位5商品】

商品名(カテゴリー)/前日比上昇率/年初来上昇率
66.ICE欧州天然ガス ( エネルギー )/ ▲3.26%/ +46.99%
65.CBTオレンジジュース ( その他農産品 )/ ▲1.62%/ +18.98%
64.NYM米天然ガス ( エネルギー )/ ▲1.53%/ +20.42%
63.SHFニッケル ( ベースメタル )/ ▲0.94%/ +16.27%
62.CME牛乳 ( 畜産品 )/ ▲0.89%/ ▲19.10%

※弊社が重要と考える主要商品の前日比騰落率上位・下位5品目です。
※限月交代に伴う価格の不連続性は考慮されていません。予めご容赦ください。

◆主要指標


【為替・株・金利・ビットコイン】
NY ダウ :30,303.37(+148.83)
S&P500 :3,722.48(+21.31)
日経平均株価 :26,806.67(+49.27)
ドル円 :103.11(▲0.36)
ユーロ円 :126.50(+0.26)
米10年債 :0.93(+0.02)
中国10年債利回り :3.29(▲0.00)
日本10年債利回り :0.01(+0.00)
独10年債利回り :▲0.57(▲0.00)
ビットコイン :22,779.13(+1572.98)

【MRAコモディティ恐怖指数】
総合 :28.66(▲0.16)
エネルギー :33.94(▲0.01)
ベースメタル :17.12(▲0.47)
貴金属 :27.10(+0.33)
穀物 :18.96(+0.47)
その他農畜産品 :35.57(▲0.51)

【主要商品ボラティリティ】
WTI :22.25(+0.03)
Brent :21.80(▲0.33)
米天然ガス :60.23(+0.04)
米ガソリン :28.11(+0.71)
ICEガスオイル :24.20(▲0.42)
LME銅 :15.58(▲0.67)
LMEアルミニウム :14.40(+0.01)
金 :14.48(+0.82)
プラチナ :31.47(+0.06)
トウモロコシ :16.10(▲0.08)
大豆 :14.48(+0.82)

【エネルギー】
WTI :48.36(+0.54)
Brent :51.50(+0.42)
Oman :51.26(▲0.12)
米ガソリン :138.81(+3.52)
米灯油 :149.52(+1.73)
ICEガスオイル :426.75(+8.00)
米天然ガス :2.64(▲0.04)
英天然ガス :45.67(▲1.54)

【貴金属】
金 :1885.42(+20.62)
銀 :26.06(+0.73)
プラチナ :1048.85(+11.65)
パラジウム :2345.04(+10.99)
※ニューヨーククローズ。

【LME非鉄金属】
(3ヵ月公式セトル)
銅 :7,914(+67:21C)
亜鉛 :2,870(+22:28.5C)
鉛 :2,048(▲2:1.5C)
アルミニウム :2,041(▲5:13C)
ニッケル :17,622(+193:102C)
錫 :20,000(+218:58B)
コバルト :32,066(+213)

(3ヵ月ロンドンクローズ)
銅 :7939.00(+125.00)
亜鉛 :2849.00(+32.00)
鉛 :2037.00(▲5.00)
アルミニウム :2066.50(+40.00)
ニッケル :17495.00(+120.00)
錫 :19930.00(+5.00)
バルチック海運指数 :1,296.00(+23.00)
※C=Cash-3M コンタンゴ、B=Cash-3M バック

【鉄鋼原料】
62%鉄鉱石スポット(CFR中国、1営業日前) :158.12(+0.75)
SGX鉄鉱石 :153.72(+0.83)
NYMEX鉄鉱石 :151.37(+0.62)
NYMEX豪州原料炭スワップ先物 :101.5(+0.29)
大連原料炭先物 :232.18(▲1.10)
上海鉄筋直近限月 :4,256(+56)
上海鉄筋中心限月 :4,163(+59)
米鉄スクラップ :460(±0.0)

【農産物】
大豆 :1201.25(+17.50)
シカゴ大豆ミール :397.90(+3.40)
シカゴ大豆油 :39.93(+0.88)
マレーシア パーム油 :3605.00(+15.00)
シカゴ とうもろこし :432.50(+5.25)
シカゴ小麦 :608.75(+10.25)
シンガポールゴム :235.50(±0.0)
上海ゴム :14350.00(+220.00)
砂糖 :14.68(+0.19)
アラビカ :125.05(±0.0)
ロブスタ :1365.00(+11.00)
綿花 :77.19(+1.54)

【畜産物】
シカゴ豚赤身肉 :65.50(▲0.48)
シカゴ生牛 :109.35(+0.58)
シカゴ飼育牛 :140.98(+0.13)

※全ての価格は注記が無い限り、取引所で取引される通貨建。
※限月交代に伴う価格の不連続性は考慮されていません。予めご容赦ください。