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WHOパンデミック宣言とドル高進行で下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(メタル)

2020年3月12日 第1704号

◆昨日のベースメタル市場総括


「WHOパンデミック宣言とドル高進行で下落」

WHOパンデミック宣言を受けた感染拡大への懸念。
WHOはようやくパンデミックを宣言、市場参加者が改めてコロナの影響が大きいことを認識、景気への影響が需要を減速させる状況が継続するとの見方は、景気循環系商品価格の下落要因に。

ドル指数の上昇。
市場は米国の利下げを織り込んでおり、これ以上下げ余地が限られるとの見方が強まる中、米政府が財政出動を伴う対策実施を検討していることで債券需給緩和観測で金利が上昇、ドル高が進行したことはドル建て資産価格の下落要因に。

中国の工場再稼働観測を受けた安値拾いの買い。
中国のコロナウイルスの感染拡大ペースは鈍化、政府の報道通りであれば4月頃に終息すると見られ、工場が部分的にでも稼働を再開していることは、実需筋の安値拾いの買いを誘い、価格の上昇要因に。

◆今日のベースメタル市場見通し


「各国対策期待と感染拡大の影響による需要減少でもみ合い」

各国の経済対策実施期待。
各国中央銀行は余地は少ないが金融緩和に動いている一方、より直接的に企業や国民支援となる減税を含む財政政策に各国とも舵を切っており、対策の進捗期待が高まっていることは景気循環系商品価格の上昇要因に。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、WHOもパンデミックを宣言、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。

中国の工場再稼働観測を受けた安値拾いの買い。
中国のコロナウイルスの感染拡大ペースは鈍化、政府の報道通りであれば4月頃に終息すると見られ、工場が部分的にでも稼働を再開していることは、実需筋の安値拾いの買いを誘い、価格の上昇要因に。


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