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OPECプラス交渉決裂を受けて急落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー・週末版)

2020年3月9日 第1702号 週末版

◆昨日のエネルギー市場総括


「OPECプラス交渉決裂を受けて急落」

OPECプラスは交渉決裂。
OPECは▲150万バレルの年末までの減産を、ロシアが同意するとの条件付きで合意したがロシアはこれを承認せず、4月以降、OPECプラスが減産から離脱することになったことは、原油価格の下落要因に。

米雇用統計は良好な水準を維持。
米雇用統計は雇用者数の変化が前月比+27.3万人(市場予想+17.5万人、前月+22.2万人)と市場予想を上回る増加となり、景気循環銘柄価格の上昇要因に。ただし過去の統計であり市場の反応は限定された。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「割安感からの買いで上昇も産油国の増産観測で上値重い」

産油国の増産バイアスの高まり。
OPECプラスでロシアがOPECの要求を跳ねつけ、交渉が決裂。これにより産油国が歳入確保のための増産に動くのでは、との見方が強まっていることは供給面で原油価格の下落要因に。

売られすぎからの買戻し。
OPECプラスの減産合意を市場は織り込んでいたため、週末の下落率は10%に達し、さすがに割安感が出ていることは実需家の安値拾いの買いを誘い、原油価格の上昇要因に。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。


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