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OPECプラス追加減産合意への疑念から下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2020年3月6日 第1701号

◆昨日のエネルギー市場総括


「OPECプラス追加減産合意への疑念から下落」

OPECは▲150万バレルの減産を決定。
OPECは▲150万バレルの年末までの減産で合意したが、ロシアがこれに同意しなければ追加減産は実施しないという条件付きであり、ロシアは国内生産者の反発もあり同意は難しいのでは、とみられたことは原油価格の下落要因に。

各国政府・中央銀行の対策期待。
新型コロナウイルスの影響による景気悪化懸念を払しょくするためFRBが利下げを実施、場合によっては追加利下げや財政出動もあり得ることはリスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因に。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「OPECプラス次第だが総じて軟調」

OPECプラスは減産合意できるか微妙な状況。
昨日のOPEC総会では、OPECプラスで▲150万バレルの減産をロシアの減産同意を条件に合意。ロシアは中東への影響力維持(対米政策)のため、応分の協力は不可避だが、国内生産者の反対もあり情勢は微妙。見送りであれば下落要因、合意であればある程度の下支え要因に。

米雇用統計は良好な水準を維持。
本日発表の米雇用統計は雇用者数の変化が前月比+17.5万人(前月+22.5万人)と減少見込みだが高い水準を維持、失業率も3.6%と低水準を維持する見込みで景気循環系商品価格の上昇要因に。ただし過去の統計であり市場の反応は限定か。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
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