CONTENTSコンテンツ

経済対策期待とロシア追加減産不同意で上昇後下落
  • MRA商品市場レポート for MANAGEMENT(エネルギー)

2020年3月5日 第1700号

◆昨日のエネルギー市場総括


「経済対策期待とロシア追加減産不同意で上昇後下落」

各国政府・中央銀行の対策期待。
新型コロナウイルスの影響による景気悪化懸念を払しょくするためFRBが利下げを実施、場合によっては追加利下げや財政出動もあり得ることはリスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因に。

ロシアは追加減産に同調せずとの報道。
OPECは▲100万バレルの減産(サウジアラビアは▲150万バレル)の減産を提案しているが、ロシアが追加減産に難色を示していると報じられたことは、原油価格の下落要因に。

米石油統計は市場予想比強めの内容。
米石油統計は原油在庫が+0.8MB(市場予想+2.9MB)と市場予想ほどの増加とならず、石油製品在庫も市場予想を上回る在庫減少となったことは、エネルギー価格の上昇要因に。

◆今日のエネルギー市場見通し


「強弱材料混在でもみ合い」

OPEC会合では追加減産で合意の見込み。
本日はOPEC会合が開催されOPEC内では追加減産で合意すると見られ、価格の上昇要因に。しかし、ロシアを含むOPECプラスは明日の会合で追加減産に難色を示すと見られており、価格への影響は限定。

各国政府・中央銀行の対策期待。
新型コロナウイルスの影響による景気悪化懸念を払しょくするためFRBが利下げを実施、場合によっては追加利下げや財政出動もあり得ることはリスク回避姿勢を弱め、リスク資産価格の上昇要因に。

新型コロナウイルスの影響による消費減速観測。
中国はピークアウトしたように見えるが、ほぼ1ヵ月の時間差を以って中国以外の国でも感染が拡大、経済活動の強制減速の可能性は高く今後世界各地の経済活動が鈍化し消費が落ち込むと見られていることは景気循環系商品価格の下落要因に。


昨日発表のニュース一覧(総合・エネルギー)/主要指標/セクター別パフォーマンス/CFTC投機筋ポジション/米原油石油製品在庫など、詳しい解説は「MRA商品レポート for MANAGEMENT」にてご確認いただけます。
【MRA商品レポート for MANAGEMENT】について